» ジャーナリズム

安倍政権と嫌韓デモ はびこるヘイト勢力 

 世界の恥となっている日本のヘイトスピーチが、きょう、全国各地で吹き荒れた。  在特会(在日特権を許さない市民の会)が、北海道から九州までの主要都市で、民族差別デモ集会を行ったのである。その名も「全国一斉・日韓断交アクシ …
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警察がデモ隊とカウンターの間に入る、いつもの光景。国連の委員からは「日本の警察はデモ隊に付き添っているように見える」との批判がある。=23日、六本木 写真:島崎ろでぃ=

兵役拒否の亡命・韓国青年 「徴兵制が敷かれる前に反対すべきだ」

   徴兵を拒否しフランスに亡命した韓国人青年が、雨宮処凛氏(作家)の招きで来日し、きょう、日本外国特派員協会で記者会見した。  戦争に突き進む安倍内閣がこのまま続けば、対岸の火事では済まされない。   青年はイ・イェダ …
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記者会見するイ・イェダ氏。一言、一言に信念がこもっていた。=19日、日本外国特派員協会 写真:筆者=

安倍政権とメディア 戦前そっくりになってきた

 日本を むしばむ 2大勢力をテーマにしたシンポジウムが13日、都内で開かれた(主催:メディア総研)。2大勢力とは「安倍政権」と「記者クラブメディア」だ。両者は互いを支え合っているから始末に負えない。  (パネリスト:岸 …
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今日的関心の高いテーマで会場は補助席も出るほど一杯になった。=13日、新宿区 写真:筆者=

【ガザ点描】 日本の援助打ち切り 助かる命も助からず

 イスラエル国境に近いガザ東部のアル・シジャーイヤには、イスラエル軍の苛烈な爆撃が続いていた。昼夜を隔てずして空と陸から砲弾が雨あられと浴びせられていた。  夥しい数の犠牲者が出ていることは自明の理だった。負傷者の救出に …
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『Japan ODA』、消防車の車体にはシールが貼られていた。=7月23日、ガザ市内 写真:筆者=

終わりなきガザ戦争 束の間の平和も危うく

 停戦延長の願いもむなしく戦闘は再開された。19日、ハマス(あるいはイスラム聖戦)がロケット弾を発射したとして、イスラエル軍が報復攻撃を開始したのである。  ハマス軍事部門のモハンマド・ディーフ司令官の妻と子が狙われ、殺 …
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廃墟から復活した村は再び破壊された。女の子が持っているのは、パンを延ばす棒と台。=18日、アブドラッポ村 写真:筆者=

【ガザ発】 ハマス政治部門・高官インタビュー ~上~

 ハマス政治部門・高官が11日、ガザ市内で 田中龍作 とイタリアの有力紙『ラ・レプブリカ』の元名物記者(75歳)の共同インタビューに応じた。  高官はムスタファ・サワーフ氏(59歳)。ハマスはイスラエルによる暗殺を逃れて …
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ムスタファ・サワーフ氏。何を聞かれても冷静かつ論理的に答えた。=11日、ガザ市内 写真:筆者=

イスラエルのガザ空爆 東京でも抗議行動 

   イスラエル軍によるガザ空爆を批判する国際世論が高まる。11日夕、東京でもイスラエル大使館前で抗議行動が繰り広げられた。  小雨の降りしきるなか市民約100人が集まり「虐殺するな」「今すぐ止めろ」などとシュプレヒコー …
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抗議集会は参加者のトラメガが警察に叩き落とされるなどして緊迫した。=11日夕、イスラエル大使館前・麹町 写真:筆者=

「官邸に連絡します」 権力と一体化するマスコミ

 安倍政権が「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定する前夜の6月30日、官邸前は大勢の市民で埋め尽くされた。「憲法壊すな」「安倍は辞めろ」のシュプレヒコールが永田町の夜空に響く。  抗議は殺気さえ帯びていた。デモ隊の前進圧 …
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「主権在マスコミ」を地で行く国会記者会館に「主権在民」の旗がひるがえった。記者クラブにはこの あてつけ が理解できただろうか? =1日夜、国会記者会館前庭 写真:筆者=

石原「金目」発言のホンネ 首を取りに行こうとしないマスコミ 

 除染作業で出た汚染物質の中間貯蔵施設の建設をめぐり「最後は金目でしょ」と発言した石原伸晃環境相がきょう、閣議後の記者会見で陳謝した。早々の陳謝で幕引きを図るのが狙いである。事の本質をマスコミが書き立てない限り、問題は沙 …
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定例記者会見の石原伸晃環境相。=2013年1月、環境庁 写真:筆者=

集団的自衛権 「生きる権利をふみにじって何が首相だよ」

 集団的自衛権の行使容認は、連立政権からの離脱を恐れる公明党の軟化で大きく前に進んだ。遅かれ早かれ解釈改憲は閣議決定される。  市民団体・平和団体で作る「戦争をさせない1000人委員会」はきょう、「解釈改憲による集団的自 …
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大雨が予想されていたが、大勢の市民が訪れ会場はほぼ満席となった。=12日午後6時30分頃、日比谷野音 写真:山田旬=