» 貧困

朗報! インボイスはボイコットできる

 いよいよ政府は零細事業者を殺しにかかってきたようだ。10月1日から導入されるインボイス制度である。  息の根を止められそうなのは、年収1千万円以下のフリーランス、演劇、映画、出版、個人タクシーなどだ。私本人も含めて周り …
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時給1,500円 賃上げと人間らしい生活

 「龍作さんのおかげで時給1,500円を確保できました」。都内のオフィスに勤めることになった女性が言った。彼女の嬉しそうな顔が数年経った今でも忘れられない。  『田中龍作ジャーナル』のアルバイトの時給が1,500円である …
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戦争をしているわけでもないのに 食料配布600食が24分ではけた

 毎月第2・第4土曜夕方、東池袋公園で行われる食料配布(主催:TENOHASHI)には、今回も多くの人が食べ物を求めて列をなした。大蛇がうねっているような列である。  主催者が用意した600食は24分間ではけた。全員に行 …
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「保険証が期限切れです、1万円頂きます」 貧乏人が10割負担できるか

 女房が頬に氷をあてている。「歯茎が痛い」と言う。噛めなくて熱もあるのだそうだ。  田中が持っていた抗生物質と市販の痛み止めで急場を凌ごうとしたが、症状は改善しなかったため、近所の歯医者に行った。  受付で健康保険証を出 …
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苛酷過ぎる税金 奴隷から脱却するには革命しかないのか

 「家の中を見せて下さい」。税務署の職員2人が予告もなしに拙宅にやってきた。一昨年の11月のことだ。  急襲された理由は税金の滞納だ。督促の電話や封書が相次いでいたが、払わなかった。いや、払えなかった。  踏み込もうとす …
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450食が35分ではけた 誰もが食料配布に並ぶ可能性

 昭和の栄華を象徴する池袋サンシャインシティの裏手にひっそりとたたずむ東池袋中央公園。  毎月第2・第4土曜日、ここで食料・衣料の配布と医療・生活相談が行われる。(主催:NPO法人TENOHASI)  夜の帳が下り始めた …
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スーパーから衣料品売り場がなくなる日

 田中家になくてはならなかったスーパーの洋服売り場が、今月一杯でフロアーごと閉鎖される。  店員は閉鎖の理由を「コロナで売り上げが落ちたため」と説明した。閉鎖した後はテナントに貸し出すのだそうだ。 「イチキュッパ」と「サ …
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山本太郎と小川淳也の温度差

 北風にさらされながら街頭演説に耳を傾けていると体は芯から冷える。演説の締め括りに、小川は聴衆をねぎらうように言う。「お帰りになったら温かい風呂に浸かって体を温めて頂いて風邪などひかぬように」と。  小川らしい気配りだ。 …
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「野党共闘」の問題ではない 庶民の生活は切羽詰まっているのだ

 「野党共闘は失敗だった」「いや、成果があった」の議論が世を賑わしている。前者はマスコミの論調で、後者は市民連合の山口二郎センセイらが主張する。  両者とも現実を見ていない。立憲と共産に魅力がなかったのである。これが現実 …
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地獄谷のお陰食堂で子ども達がお腹を満たす

 通称地獄谷。高級住宅街と下町が混在する大田区にあって、昭和中頃まで赤線地帯だったとも青線があったとも云われる。商店が並ぶ賑やかなバス通りから階段を降りて行くと、昭和にタイムスリップしたような裏路地にお陰食堂(屋号:地獄 …
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