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革命は生活苦が引き起こす アラブの春から10年

 最低賃金の引き上げを求めてゼネストを唱える若者のグループが、ネットでデモを呼びかけた。グループ(※)は現地で「チーム1月25日」と呼ばれるようになった。  30余年にわたって続いた独裁政権を倒した大規模デモはこの日始ま …
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「オリンピックは災害だ」コロナ前から中止を訴えていた人々

 もう無理筋なのは明白なのに「人類がコロナに打ち勝ったとして開催」するなどと最高権力者が妄想を公然と口にする。ホラーの領域に入ったとも言えるのが東京オリンピックだ。  電通に支配されるマスコミは、狂気に異を唱えず追従する …
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【ナゴルノカラバフ報告】撃ち落とせないロシア機 「飛べない空港」から飛行機が飛ぶ日

 田園風景が続く州都近郊に忽然と姿を現すステパノケルト空港。国家承認を希求するナゴルノカラバフの象徴的存在だ。  2008年に新ターミナルが完成して以来、一度も飛行機は発着していない。「飛んだら撃ち落とす」とアゼルバイジ …
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【ナゴルノカラバフ報告】進化する楯と矛 極地戦でさえ兵器の実験場

 人間の知恵は何と邪悪なことか。紛争地域に取材に行くたびに思う—    今回の戦争で森にこもってアゼルバイジャン軍と戦っていたパルチザンの青年(23歳)は、華奢な体にもかかわらず、重量28㎏の対空高射砲を肩に掛け、敵のロ …
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【ナゴルノカラバフ報告】「戦争で負ける」ということ

 今回の戦争で敗戦国となったアルメニアは、ナゴルノカラバフ自治州の75%をアゼルバイジャンに奪われた。4分の3。絶望的である。  州都ステパノケルトの手前10㎞の地点までアゼルバイジャンの支配が及ぶ。  ナゴルノカラバフ …
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【ナゴルノカラバフ発】シリア人傭兵は「アッラーアクバル」と叫んで突撃してきた

 「トルコがアゼルバイジャン経由でシリア人傭兵をナゴルノカラバフの戦場に送りこんでいる」という噂があった。  最前線で戦っていたナゴルノカラバフのパルチザンが「我々と戦っていたのはシリア人傭兵(彼らの言葉ではシリアンテロ …
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【ナゴルノカラバフ発】 精密殺傷ミサイル『ニンジャボム』使用か 空からカッターが

 パルチザンとして国境マルトゥーニの戦線に就いていたカレン氏(43歳)。アゼルバイジャン軍のドローン攻撃により左腕を3ヶ所にわたって切断された。  「ドローンが空から攻撃してきて私の腕を切っていったよ」。カレン氏は腕が削 …
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【ナゴルノカラバフ発】砲撃音で目が覚めた若き裁判官はカラシニコフを握った

 ナゴルノカラバフの東端マルトゥーニ市は国境の街である。市役所から車で5分も走らないうちにアゼルバイジャンとの国境線に着く。  9月27日・日曜日の朝だった。バチック氏(判事補・26歳)は「ドーンドーン」という着弾音で目 …
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【ナゴルノカラバフ発】紛争地で子ども脅かすイスラエル製ドローン 日本の技術も

 「空にドローンが飛んでいて爆弾を落とした」。メリーさん(小学4年生)は空を指さして言った。  今回の戦争でアルメニア軍はアゼルバイジャン軍のドローン攻撃で大きな痛手を被った。虎の子の戦車をドローンの精密爆撃で失うなどし …
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【ナゴルノカラバフ発】引き裂かれた村 山岳高地がゲリラ戦支える

 州都ステパノケルトから約40㎞南東のタガバード村。今回の戦争で南部をアゼルバイジャンに奪取された。北部はアルメニアのままとなる。  アゼルバイジャンの支配下に置かれる南部のアルメニア住民はほとんどが脱出した。  タガバ …
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