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ネタニヤフ首相がお尋ね者になる日

 画期的なことである。前々回(2008~09年)のガザ侵攻でも虐殺があり、国連の調査団が入ったが、逮捕状の請求にまでは至らなかった。  汚職容疑がかかる自らの逮捕逃れのためにガザ侵攻を続けるイスラエルのネタニヤフ首相。だ …
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核攻撃 ヒロシマとウクライナ

 78年前のきょう、米国が広島に原爆を投下した。ソ連参戦を知っていた米トルーマン大統領が日本の降伏を早めるためだった。もちろん世界初の核保有国であることを誇示する狙いもあった。  原爆の強烈な光と高熱により人間の影がコン …
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「平和のために戦争をする」 タリバンにむせび泣いた夜

 紛争の現場を最もよく知る男は、誰よりもリアリストだった。  トランペッターが紛争解決人となったのか。紛争解決人がトランペッターになったのか。伊勢﨑賢治(※)のもう一つの“職業”はJAZZトランペット奏者である。  東京 …
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映画「この世界の片隅に」 異常が当たり前になって行く時代の怖さ

 第二次世界大戦の戦況が悪化の一途をたどるようになった昭和19年(1944年)、主人公の北條(旧姓・浦野)すず は、広島から呉に嫁ぐ。数えで19歳の春だった。  呉の鎮守府(海軍管区統括機関)で軍法会議録事(書記官)を務 …
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「この世界の片隅に」は満員御礼が相次ぐ。休日は空席を見つけるのが難しい。=28日、渋谷 撮影:筆者=

三菱に申し入れ 「イスラエルと軍用ドローンの共同開発をしないで」

 市民たちがきょう、軍需産業と防衛装備庁を訪問した。署名を添え「イスラエルとの軍用無人機の共同研究に参加しないで下さい」と申し入れた。(主催:武器輸出反対ネットワーク)  訪問した軍需産業は三菱電機、富士重工、日本電気( …
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三菱電機総務部の担当者に署名を渡す市民。=25日、丸の内 撮影:筆者=

安倍首相、南スーダン派兵を前に観閲 「自衛隊員の未来は明るいわけがない」

 「最高指揮官として身の引き締まる思い・・・」。自衛隊朝霞駐屯地で23日、開かれた観閲式で安倍首相は居並ぶ隊員を前に訓示した。  来月には南スーダンへの派兵が控えていることもあり、最高指揮官の顔は紅潮して見えた。  首相 …
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この男が兵力25万、米軍に次ぐ重装備の自衛隊の最高指揮官だ。=23日、朝霞駐屯地 撮影:筆者=

【靖国神社】戦争ができる国になって初めての終戦の日

 終戦の日の靖国神社。朝6時の開門から参拝客が引きも切らない。毎年変わらぬ光景だが、71回目の今年は、いつにもまして靖国神社の存在意義が問われている。   境内を歩くと靖国名物の蝉しぐれに混じって、 冥土に行った戦没者た …
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憲法改正されて自衛隊が国防軍になった時、写真の説明は「靖国神社を参拝する高級将校」となるのだろうか。=15日午前 靖国神社神門前 撮影:筆者=

ヘイト野放し 有田議員「警察は抗議女性の首を絞めたのか」

 右に優しくて左に厳しい ― 警察の性格が露骨に表れたデモ警備だった。3月27日、韓国料理店や韓国グッズ店が軒を連ねコリアンタウンと異名をとる新大久保で“事件”は起きた。  在特界隈主催のヘイトデモだった。「●●人は日本 …
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歩道上から大人しく撮影していただけなのだが、警察は田中を力づくで排除してきた。逮捕されることも覚悟した。=2013年2月、大阪鶴橋 撮影:筆者=

情報活かせず戦争へと突き進む日本 歴史は繰り返す

 ナチスドイツが猛威をふるっていた第二次世界大戦中の東ヨーロッパで2,139枚のビザをユダヤ人に発給し、数千人の命を救った杉原千畝。  世界人道史に名を刻んだ外交官は、稀代のインテリジェンス・オフィサーでもあった。  杉 …
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映画「杉原千畝」は全国東宝系シアターで上映中だ。=14日、有楽町マリオン 撮影:筆者=

子供の目を暗くさせてはいけない 年頭に寄せて

   花の都パリで暗い目をした子どもに会うとは思わなかった。  紛争地域で暗い目をした子どもたちを見ることは当然のごとくある。  親兄弟を殺され家を破壊されれば、誰しも絶望するだろう。暗い目になるのは当然だ。  戦争と貧 …
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テロの犠牲者を弔う祭壇には花とロウソクが絶えなかった。=筆者撮影=