代々木のオリンピック記念青少年総合センターに宿泊するOBS(オリンピック放送機構)のインド人スタッフが、自由に外食し、歌舞伎町に繰り出している(原文は「歌舞伎町で暴れている」)ことが分かった。杉尾秀哉議員(立憲)が1日、参院内閣委員会で明らかにした。
田中はオリンピック記念青少年総合センター守衛に聴いた。門限は一応22時だが、コンビニに行くなどの外出は制限しない、という。もちろん22時までの外出は完全自由だ。
政府と組織委は、大会関係者と外部とを遮断する泡(バブル方式)で感染を防ぐと強調しているが、すでに感染防止対策が破綻していることが証明された。
内閣官房オリパラ推進本部事務局によると、オリンピックのために来日する、あるいは上述のケースのようにすでに来日しているOBS関係者は1万7千人、プレスは6千人。
メディアを含む大会関係者の87%が、特例により2週間の待機を免除されている。ある者は日本到着当日から、ある者は4日目から外出が自由である。
変異株を含むコロナウイルスは拡散され放題となる。一方で彼らは東京のウイルスを持ち帰って、母国で拡散する。
上述のインド人放送スタッフは京都、広島への旅行を申し込んでいるという。
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