萩生田前政調会長の岩盤選挙区である八王子市の市民たちがきょう18日、「萩生田にNO」の声をあげた。
2,728万円もの裏金を机の引き出しに入れ、カルトとのズブズブの関係が指摘される萩生田議員に対する落選運動である。
きょう八王子駅前で開かれた集会(主催:つながる八王子)に集った顔ぶれは、事態が尋常ではないことを物語っていた。
立憲の都議会議員、共産党の市議会議員は、参加していて当たり前なのだが、2人の自民党政治家の姿があった。高木順一・元八王子市議会議長と小林多門・元衆院議員(東京24区)である。
自民党にまだ良心があった頃に現職の議員だった両氏にしてみれば、後輩議員の堕落は腹に据えかねる。意を決しての参加である。
萩生田氏は市議会議員時代、高木氏の後輩であった。小林氏は健康を害したため衆院東京24区の議席を明治大学後輩の萩生田氏に譲った。
高木元議長はマイクを握り「萩生田さん、悪いことをしたら辞めなきゃダメですよ」と呼びかけた。
小林元衆院議員は田中のインタビューに「日本政治をよくするには八王子から萩生田を落とす」と力を込めた。
先月21日に投票が行われた八王子市長選挙では、萩生田氏が推した候補は大苦戦。小池ゆりこ知事の応援がなければ落選していたとも囁かれている。
巨大与党の自公を倒すには自民党(保守層)の一部を味方につけること。オール沖縄がそうだ。
自民党の元市議会議長と元衆院議員の存在は心強い限りである。
大物を落選させるには「打倒萩生田」のワンイシューで結束する必要がある。党派性を持ち込んだプラカードは頂けない。
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《読者の皆様》
パレスチナ→能登震災→柏崎原発→京都市長選挙と、昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。