自民党の現職議員が立て続けに逮捕・起訴され議員辞職した衆院東京15区(江東区)。
穴を埋める補欠選挙(4月16日告示、28日投票)に国民民主党から立候補する予定だった女性候補は、過去に法令違反を犯していた可能性が明らかになり公認取り消しとなる。
東京15区はトラブルが絶えない。
そこに新たな火種が持ち込まれようとしている。小池百合子都知事が15区から出馬する、との噂が絶えないのだ。
一方で選挙に詳しい週刊誌記者は「出馬はまずない」と言い切る。
首都の知事ともなれば、海外では総理に準ずる扱いを受ける。総理の座が約束されない限り、知事を捨ててまで国政選挙に出ることはない、というのが不出馬説の根拠だ。
田中は江東区の隣の中央区に住んでいるので門前仲町(15区の繁華街)は生活圏である。
昨年12月に投票が行われた江東区長選挙は、自公候補が当選したのだが、小池知事が応援に入ったことが決め手となった。15区でも小池氏の神通力は健在であった。
もともと小池氏の地盤は兵庫県だった。2005年の郵政選挙まで小池氏の選挙区は兵庫6区(川西市、宝塚市、伊丹市)だったのである。
小池氏をよく知る大阪のベテランジャーナリストは「必ず国政に出て総理を狙う。あの人(小池氏)の欲深さからして都知事で満足できるはずがない」と、これまた言い切る。
もし小池氏が国政選挙に出馬すれば、任期途中で投げ出したことになる。都民はいい迷惑だ。続けられるのも迷惑だが。
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《読者の皆様》
パレスチナ→能登震災→柏崎原発→京都市長選挙と、昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。