
感極まった支持者から握手を求められる秋元司候補予定者。=20日、江東区 撮影:田中龍作=
自民党の混乱を象徴するような選挙が始まった。
IR汚職で実刑判決を受け現在控訴中の秋元司被告が衆院東京15区補選(4月16日告示/28日投票)に出馬する。
本人がきょう20日、地元選挙区で街頭演説し事実上の出馬宣言をした。
80人超から成る脱税集団が何のお咎めも受けていない現状を考えれば、秋元被告の立候補は何ら不思議はない。
秋元被告はIR汚職で逮捕・起訴されるまでは自民党の衆院議員。15区補選は公職選挙法違反で有罪判決を受けた柿沢前議員(自民)の辞職に伴う。
秋元被告は控訴審判決をあさって22日に控えているが、仮に有罪であっても立候補する。無罪であれば自民党に公認申請する。秋元氏本人が田中に答えた。
自民党の常識は世間の非常識、世間の常識は自民党の非常識・・・を地で行く選挙となった。

秋元氏(写真左)が到着する10分以上も前から大勢の支持者が詰めかけた。=20日、江東区 撮影:田中龍作=
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パレスチナ→能登震災→柏崎原発→京都市長選挙と、昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。