田中は間もなくウクライナを離れて帰国の途につきます。
開戦間もない春頃は砲弾の下をくぐるような取材をし、リポートしていました。
あれから半年、本格的な冬を間近に控えるようになってロシア軍は、集中的にインフラを攻撃してくるようになりました。
全土で停電が続いており、600万人が電気のない生活を強いられています(26日現在・ゼレンスキー大統領発表)。
田中は人々のサバイバル生活を中心にリポートするようになりました。
ウクライナの民は絶望しパニックとなるような状況下に置かれても動じず、あの手この手で対策を講じます。ロシア軍が破壊の限りを尽くしても生き残るでしょう。
叩かれても叩かれても立ち上がる人々のたくましさを伝えられたことは、ジャーナリスト冥利に尽きます。
とはいえ今回の取材行はすでに莫大な赤字となっています。背負いきれないほどの借金です。
『田中龍作ジャーナル』を潰すわけには行きません。どうか皆様のお力で支えて下さい。
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