月別アーカイブ: 2017年7月

【横浜市長選】 カジノか学校給食か

 庶民の生活を守るのか、それとも外資に むしり取られるのか ― 任期満了に伴う横浜市長選挙がきょう、告示された。  カジノ誘致に反対し中学校の給食実現を掲げる前市議会議員の伊藤ひろたか(市民連合・共産推薦=39歳)は、桜 …
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ある母親は「自分が中学生だった頃、弁当を持って来れない同級生がいた」「弁当を作る時間を家族の団らんに充てたい」と語った。=16日、桜町駅前広場 撮影:筆者=

「萩生田議員はウソつくな」地元市民が申し入れ

 萩生田光一・官房副長官。安倍首相の最側近といわれ、加計疑惑のカギを握る。内閣人事局のトップとして官僚を支配する御仁でもある。  真相究明には萩生田氏の正直な証言が欠かせない。にもかかわらず、中学生が聞いても分かるような …
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萩生田官房副長官の地元事務所前で抗議の声をあげる市民。=15日、八王子市 撮影:筆者=

【アキバ・新宿 写真集】「こんな人たち」の反乱

 「国会開け」「ウソつくな」・・・東京都議会選挙の最終日、聖地・秋葉原で演説する安倍首相に飛んだヤジは、「帰れ」「辞めろ」だけではなかった。ヤジは全方位から飛んでいたのだ。  おとなしい日本人が面と向かって、これほど激し …
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「お前」・・・参加者は使いたくもない汚い言葉を用いて、安倍首相の退陣を求めた。=9日、新宿 撮影:筆者=

民進党は死んだ 蓮舫代表の戸籍公開し、連合批判の記者質問を抹消

 民進党は終わった。こう確信させる出来事が2件あった。それはきょう午後開かれた蓮舫代表の定例記者会見で起きた。  二重国籍問題について蓮舫代表は18日に公開する方針を明らかにした。  蓮舫氏は「差別主義者、排外主義者に言 …
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蓮舫代表はすべてではないが戸籍を公開することを明らかにした。左は司会の芝幹事長代理。=13日、衆院第16控室 撮影:筆者=

安倍追い詰める加計疑惑 読者の支援が口火を切った

 今年1月から6月まで田中は延べ22回、地方出張しました。  内訳は、大阪10回(13泊)、今治6回(9泊)、銚子4回、宮古島1回(9泊)、辺野古1回(6泊)。  総経費は175万7,369円でした。多大な出費となりまし …
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建設が進む加計学園獣医学部キャンパスで民進党調査チームに疑惑を説明する地元市民グループ。=5月、今治市 撮影:筆者=

安倍首相を公選法違反で刑事告発

 市民団体「森友・告発プロジェクト」がきょう、安倍首相を公選法違反で東京地検に告発した。  告発状などによると―  安倍晋三氏は1日、都議会選挙の応援演説に入った際、街宣車には「内閣総理大臣・安倍晋三」の垂れ幕がかかり、 …
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告発状提出。弁護士と共に東京地検に向かう市民団体。マスコミの姿は全くなかった。=11日、霞が関 撮影:筆者=

「こんな人たち」が全国一斉蜂起 安倍退陣求め

 東京都議選最終日(1日)の秋葉原で、安倍首相が「こんな人たち…」と指さした人々が、一斉に立ち上がった。  安倍首相の退陣を求め、きょう夕方、全国の主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡など)でデモをかけたのである。呼びかけ …
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「安倍は辞めろ」の叫びが地鳴りとなって日曜日の新宿に響いた。=9日夕、新宿3丁目付近 撮影:島崎ろでぃ=

加計理事長への公開質問状 「水増し請求は政治家へのキックバック」

 今治市の市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」が7日、加計学園の加計晃太郎(孝太郎)理事長に宛てて公開質問状 を出した。  獣医学部設置に関して安倍首相らによる不適切な働き掛けがあったのではないか。疑惑について今治 …
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加計晃太郎理事長。今治市民の血税を学園の自転車操業に充てようとしたが、市民は「重大な疑義あり」として公開質問状を突きつけた。=撮影:筆者=

【横浜市長選挙】「カジノ反対」で魅力ある街づくり訴える市民派候補は39歳

 自民党が歴史的惨敗を喫した東京都議選挙の余震が続くなか、横浜市長選挙が事実上始まっている。7月16日告示、30日投票。  横浜市長選挙の最大の争点はカジノだ。共謀罪同様、拙速でIR(統合型リゾート)推進法を成立させた与 …
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伊藤ひろたか氏は39歳と若いが政治経験は豊か。仏マクロン大統領、千葉市の熊谷俊人市長(3期目)も39歳だ。隣は真山勇一参院議員。=6日夕、横浜市 撮影:筆者=

権力犯罪の闇 もんじゅ西村裁判の控訴審はたった1回で結審

 裁判所が警察の隷属機関であることを端的に示した裁判の控訴審は、1回目の弁論でいきなり結審した。裁判所のやる気のなさの表れと言えよう。  もんじゅ西村裁判は、高速増殖炉もんじゅで起きたナトリウム漏れ事故(1995年末)を …
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妻のトシ子さんは、道行く人にチラシを手渡し裁判への理解を求めた。甲斐あってチラシを見て初めて傍聴したという男性も現れた。=5日、東京高裁前 撮影:筆者=