沖縄の建設業者らが、米軍用建設資材を陸自の大型ヘリで空輸する際の準備を始めた。
米軍ヘリパッドの建設を焦る防衛省は陸上自衛隊の大型ヘリで資材や重機を搬入する・・・安倍官邸に最も近いメディアのNHKが2日、報じた。
陸自は千葉の駐屯地で資材や重機を吊り上げる訓練を始めたようだが、沖縄側でも建設業者らが準備を始めた。警察に守られて。
現場は米軍ヘリパッド建設予定地から南へ約30キロの東村宮城にあった。野球のグラウンドがすっぽり入るくらいの更地だ。
建設業者らが陸自のヘリに見立てた大型クレーンでユンボ、小型ブルドーザー、パイプなどを吊り上げる際のチェックをしていた。
吊り上げた資材や機材をトラックに積んだりはしなかった。ひたすらに吊り上げた際に ゆるみ はないか、傾きはないか、などを調べていた。
田中はきょう、この更地に入り準備のもようを撮影した。
作業員に「陸自のヘリに積む準備ですか?」と尋ねると、作業員は「知らないサー」と とぼけた。
現場には不審者が侵入しないよう沖縄県警のパトカー2台が張り付いていた。
基地問題に詳しい人物は、「陸自がこの更地を積み出し用の仮設ヘリパッドとして使うのは間違いない」と話す。
沖縄ではこれまでにも米軍ヘリが重機や車両を運搬する訓練で落下事故が相次いでいる。
1965年には読谷村の旧飛行場近くでヘリから落下したトレーラーに女児が下敷きになり死亡している。住民は今回も神経を尖らす。
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