13日、ガザ北部の激戦地ベイトラフィーヤで不発弾が爆発し、警察官5人と外国人カメラマンと地元ジャーナリストが死亡した。
外国人はイタリアのカメラマン、ミモーニ・カミリ氏(35歳)。地元ジャーナリストはアリ・アブ・アファシ氏(39歳)。
今回の戦争で地元ジャーナリストの死者はこれで16人。外国人ジャーナリストの犠牲は初めて。
13日午前11時30分(日本時間午後5時30分)頃、警察官たちがベイトラフィーヤのサッカー場で不発弾処理にあたっていたところ、不発弾が爆発、警察官5人とそれを取材していたジャーナリスト2人が巻き込まれた。7人とも即死。
警察官の大半はハマスだ。ハマス殺害を狙ったイスラエル軍が爆弾にトラップを仕掛けているとされる。不発弾処理のために信管を外そうとすると爆発するようになっているのだ。
今回も不発弾処理にあたっていた警察官が信管に触れて爆発した。
ガザには不発弾がまるで 石ころ のようにある。心配なのは子供だ。子供が不発弾をオモチャ代わりにして遊ぶ光景をよく見かける。
世界の紛争地域では不発弾で遊んでいた子供が犠牲になるケースが多かった。
不発弾は停戦中も戦後も無辜の市民を殺傷する。悪魔の置き土産はガザの人々にとって新たな恐怖となる。
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