■読者の皆様から頂いた支援金
70万 2,888円(7月1日~7月31日)
■7月の支出計
69万 3,213円
■今月の収支 +9,675 円
■内訳
●交通費
電車・バス代 ・・・ 2万 1,000 円
タクシー代・・・ 3万 4,340 円
●人件費
・・・38万150円(システムエンジニア、データーマン、Webデザイナー、カメラマン、校正者などに)
●通信費
携帯(トルコ取材の通信費が今月請求されました)・・・ 9万 9,453 円
NTT固定・・・ 5,795 円
Eモバイル・・・ 5,302 円
プロバイダ料・・・ 5,250 円
BBC視聴料・・・ 1,450 円
ニコ生・・・ 525 円
KDDI・・・・4,586 円
●新聞代(東京朝夕刊、朝日朝夕刊、赤旗日刊と日曜版、ヘラトリ、ジャパンタイムス)・・・2万 855 円
●書籍代(週刊誌、単行本)・・・4,619 円
「選択」年間購読料・・・1万 2,000円
●靴・衣服費 ・・・1万605 円
●交際費
打合せ費・・・ 2万4,500 円
●文房具代・・・2,740 円
●郵便代・・・2,450 円
●機材(外付けHDD、セキュリティソフト、SDカード等)・・・ 3万6,593 円
●会計事務所への支払い(月間管理料)・・・2万1,000 円
■緊急時用積立金 ・・・ 27万 6,689 円
(サーバーにトラブルが起きた場合、一気に40~50万円の出費を要することになります。昨年末はサーバーチェンジに50万円かかりました。こうした時の備えです)
―――以上 会計報告
インターネット選挙運動が解禁となった今回の参院選挙。読者諸氏もご存じのように各党、各候補はネット対策に相当な労力と資金を注ぎ込みました。
Twitterが典型例でネットは拡散力に優れています。しかし演説と内実が伴わない候補者や過去の政策に疑問符がつく元副大臣の候補者などは、いくらネットに力を入れても上滑っていました。
ネットのあるなしとは関係なく、演説で聴衆を唸らせていたのが山本太郎候補でした。「脱原発」「反TPP」「過労死防止法の一日も早い制定」を訴える太郎氏の話を聞く有権者の目は真剣でした。
太郎氏の演説に心酔した彼らの多くは、写メを撮って友人、知人に送る。動画を撮影しYouTubeにあげる → それらが拡散される → 携帯、タブレット端末、PCの画面で「バーチャル太郎」を見た人は、「リアル太郎」見たさに演説会場に出かける → 彼らが撮った写メやYouTubeはまた拡散される。こうして支持の輪は瞬く間に広がっていったのです。
終わってみればライバル候補を20万票以上引き離しての4位当選。「反原発」を口にしたため仕事を干された太郎氏の説く「脱原発」は、鬼気迫るものがありました。
選挙の時だけ調子のいいことを言う大政党の議員と違うのは、誰の目から見ても明らかでした。リアルが人々の心に伝わり、心を動かし、投票へと駆り立てたのです。
リアルあってのインターネット。充実した内容が人の心に響き、社会を変える原動力となります。
『田中龍作ジャーナル』は、これからもリアルを伝えていきます。
2013年8月1日
田中龍作