「期日前投票は不正の温床」と言われる。その一部が垣間見える証言を得ることができた。
投票箱は開票日まで毎夜、選挙管理委員会に保管される。投票箱のカギも同じく選挙管理委員会に置かれる。選挙管理委員会は市町村役場の中だ。
不正に手を染めてでも特定の候補者を勝たせたい市町村長がいたとする。絶対忠誠を誓う配下の者に命じて投票箱の中身、つまり記入済み投票用紙を入れ替えることぐらい可能だ。
時々、同じ筆跡の投票用紙が何十枚も出てきたりするのはこのためだ。
沖縄県内で、ある自治体の首長を経験した人物は田中の取材に「(投票用紙の入れ替えは)出来るね」と証言した。
彼は特定の小さな村の名前をあげ「●●村で(投票用紙の入れ替えが)あったね」とも明かした。「開票が終わるとすぐに投票用紙を破棄するからね」と語る。証拠隠滅の手口だ。
玉城陣営が「佐喜眞陣営に負けじ」と期日前投票を呼びかけているが、得策ではない。
~終わり~
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玉城デニーさんが負ければ、安倍政権に異を唱え、楯突く勢力はなくなります。とてつもなく重大な沖縄県知事選挙を、田中は最後まで見届けるために破産も覚悟で取材を続けています。
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