沖縄で起きたことが本土でも起きた 次はあなたが・・・

誰もが使える公園はバリケードとガードマンで完全封鎖された。沖縄・高江ではない。=28日零時55分、宮下公園 撮影:筆者=

誰もが使える公園はバリケードとガードマンで完全封鎖された。沖縄・高江ではない。=28日零時55分、宮下公園 撮影:筆者=

 27日朝、渋谷区が警察官とガードマンを大量動員して突如封鎖した宮下公園。日中、真冬を思わせる冷たい雨が降ったこともあり、深夜は身震いするほど冷え込んだ。

 だまし討ち封鎖に抗議して、公園の中にはまだ複数の人がいた。現場に駆け付けた弁護士は彼らの飢えと寒さを案じ「差し入れを届けたい。彼らがどうなっているのかを見たい」と渋谷区に申し出た。

 だが渋谷区は弁護士が公園の中に入ることを拒否した。理由は「公園の供用を停止した」からだ。渋谷区の決定は絶対なのである、と言わんばかりだ。

 行政の決定を警察力で強引に実現するさまは、昨年夏の沖縄・高江を思い起こさせた。道路封鎖する機動隊に対して、住民・市民側の弁護士は「何の法的根拠に基づいて、あなた達はここを封鎖しているのか?」と抗議した。

 機動隊はそれが当たり前のように もの ともしなかった。

強制封鎖されたため公園に置かれたままとなった野宿者の毛布が返って来たのは、日付が変わってからだった。鬼畜の所業という他ない。=28日零時47分頃、宮下公園 撮影:筆者=

強制封鎖されたため公園に置かれたままとなった野宿者の毛布が返って来たのは、日付が変わってからだった。鬼畜の所業という他ない。=28日零時47分頃、宮下公園 撮影:筆者=

 住民・市民側に重傷者を出した「高江N1ゲート」前の強制排除の際は、弁護士が声を絞り出すようにして、根拠法を問いながら抗議した。

 だが機動隊はまったくお構いなしに住民・市民の強制排除を続けた。現場は悲鳴と怒号が飛び交い、救急車が出動する事態となった。

 宮下公園では昨日、毛布をとり戻しに行った支援者が逮捕されている。

 高江では米軍ヘリパッド建設のため、原生林が犠牲になった。宮下公園では商業ビル建設のため、市民の憩いの場が破壊された。

 警察権力によって、人々の利益が簡単に踏みにじられることの証左だ。

 沖縄で起きたことは本土でも起きる。野宿者と支援者だけに限らない。このまま安倍政権が続くと、あなたの自由が警察権力によって大きく制限される日がやってくる。

  ~終わり~

◇ 
郵便局まで行くのが難しい方々。海外在住の皆様。『田中龍作ジャーナル』はクレジットカードによるご支援も可能になりました…https://note.mu/tanakaryusaku を御利用下さい。 
         ↓
タイトル【●●写真集】をクリック → 下にスクロール → [クリエーターをサポート]をクリック

田中龍作の取材活動支援基金

個人の自由や権利が大きく制限され、選挙さえも行われなくなる「緊急事態条項」の発令が現実味を帯びてきました。戦前に戻らぬよう田中龍作に権力の監視を続けさせて下さい。

田中龍作

■郵便局から振込みの場合

口座:ゆうちょ銀行
記号/10180 番号/62056751

■郵便振替口座

口座記号番号/00170‐0‐306911

■銀行から振込みの場合

口座:ゆうちょ銀行
店名/ゼロイチハチ・0一八(「ゆうちょ銀行」→「支店名」を読み出して『セ』を打って下さい)
店番/018 預金種目/普通預金 口座番号/6205675 口座名/『田中龍作の取材活動支援基金』

■ご足労をおかけしない為に

ゆうちょ銀行間で口座引き落としができます。一度窓口でお手続きして頂ければ、ATMに並んで頂く手間が省けます。印鑑と通帳をお持ち下さい。
記号/10180 番号/62056751 口座名/タナカリュウサクノシュザイカツドウシエンキキン

連絡先
tanakaryusaku@gmail.com
twitter.com/tanakaryusaku

政治