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【杉並区長選】民主党出身の首長を自民党が支える 野党共闘を不可能にする方程式  

 東京都杉並区の区長選挙がきょう、告示された。3選を目指す現職に青年弁護士が「ミニ国政」からの脱却を掲げて挑む。  現職の田中良区長は、都議会議員を経て2010年、区長に当選。民主党出身なのだが、自公が中心になって支える …
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都民を怒鳴りつける高島直樹・自民党都議団幹事長と野党議員に乱暴な口をきく田中良・杉並区長。似合いのツーショットだ。=17日、田中良選挙事務所 撮影:筆者=

【青森県六ケ所村・村長選挙】常設トイレにしてはならない 核再処理工場の壮大なマヤカシに挑む医師

 「イギリスでもフランスでも再処理工場周辺では小児白血病が増えています。六ケ所再処理工場が本格稼働すれば、六ケ所村でも小児白血病が増えるのではないかと心配しています。再処理工場は、原発の1年分の放射能をたった1日で放出し …
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遠藤順子候補予定者。医師の立場から核再処理工場の危険性を訴える。=14日、青森県六ケ所村 撮影:筆者=

【新潟県知事選】ネトウヨ時代の選挙で勝利した自民 ネット戦略練らない限り負け続ける野党

 自民党のネット対策はエゲツないまでに徹底していた-  選挙戦最終日、新潟市内であった花角候補の街宣に杉田水脈衆院議員が弁士として加わった。杉田議員はネトウヨたちに熱狂的な人気の政治家だ。  この街宣をアツシこと仁尾淳史 …
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杉田水脈議員。拉致問題の解決を訴えネトウヨの琴線を揺さぶった。=9日、新潟市内 撮影:筆者=

【新潟県知事選】自公候補「職を賭す、出直し選挙」を否定 県民に理解して頂いて再稼働

 「脱原発の社会を目指します」。選挙戦最終日の9日朝、地元紙の雄『新潟日報』に全面広告が載った。広告主の名前を見て田中は腰を抜かした。広告主は自公が推す花角英世候補なのである。 花角氏は「職を賭して信を問う」と述べ、(再 …
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花角候補の街宣車に向かって「再稼働するのか?させないのか?はっきりしろ」と迫る市民。=9日夕、新潟駅前 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】二階幹事長が「原発を再稼働させなさいっ!」と言ったら? 自公候補は曖昧な返答

 「県民の納得が得られるまで原発は再稼働させません」。10日投開票の新潟県知事選挙で やや先行 が伝えられる花角英世候補が、街頭演説で必ず入れるフレーズだ。えっ!この人、ホントに自公の候補?と誰しもが思うだろう。  「廃 …
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「原発ゼロ」を願う県民の多くが自公候補に投票する不思議。=新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】自公候補 花角大阪航空局長時代に森友問題の種は宿った 

 2日付、拙ジャーナルで自公候補の花角英世氏が大阪航空局長を務めていたことを指摘したところ、翌3日、花角氏は自身のツイッター上でそれを否定するコメントを出した。    花角英世(はなずみ英世)@hideyohanazum …
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「花角さんが局長時、ゴミは少なかったですよね?」と田中が質問すると、花角氏は「我々(大阪航空局長)の時代には何も問題はなかった」。確かに氏の言う通りだ。だが森友問題の萌芽は後に大きく“花開く”ことになった。=2日、新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】自公候補が隠す元大阪航空局長の過去 「森友」でイメージダウン恐れ?

 新潟県知事選挙で若干のリードが伝えられる花角英世候補(自・公支持)。国土交通省のキャリア官僚で同省観光政策課長や観光庁総務課長を歴任した。課長よりランクが上の局長や局次長の肩書も持つのだが、それは全く記載されていない。 …
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花角候補は田中の質問に“答えたくない”という表情をした。直後、運動員が候補を田中から はがした。=2日、新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」

 10日投開票の新潟県知事選挙は、「安倍独裁」対「市民戦線」の戦いとなってきた。1日は沖縄県平和運動センターの山城博治議長が、新潟駅前で開かれた池田ちかこ(立憲民主、共産、自由、社民、国民民主推薦)陣営の集会に参加した。 …
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山城博治議長は田中龍作ジャーナルのインタビューに「ここで勝てば沖縄にも(良い)影響がある。安倍政権は総力で潰そうとしてくるだろう」。=1日夕、新潟駅前 撮影:田中龍作=

「しがらみのない政治」とポピュリズム 中選挙区制と民草の声

 あの家の息子は今春、中学校に上がる。娘は高校2年・・・中選挙区制時代の政治家は、支援者の家族構成まで知っていた。  衆院選挙が中選挙区制から小選挙区制となって20年余りが経つ。最も顕著な変化は自民党議員がかつてほど民草 …
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「しがらみのない政治」を訴えたポピュリストは、アベ独裁をアシストした。=7月、銀座 撮影:筆者=

カメラが捉えた大義と言い訳 ~ 民主主義を諦めなかった人たち

 「最後の最後までやろう」。市民勝手連のリーダーは仲間に言い聞かせるように声をかけた。皆、四方八方に散って候補予定者のチラシ配布にかかった。北海道の秋風は、素手をかじかませるに十分な冷たさだった。  民進党がこぞって希望 …
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「かけかくしかいさん」だったのに、選挙ではあまり争点にならなかった。まんまと安倍自民の土俵に乗った野党が未熟だったのか。=10月19日、都内 撮影:筆者=