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脱原発リーダー勾留延長できず 警察は狙いすましたように逮捕し、マスコミが乗った

 経産省の植え込みに火をつけたとして17日、警視庁に逮捕されたMさん(78歳)がきょう、釈放された。Mさんは脱原発運動のリーダー格だった。  警察と検察は勾留延長を断念せざるを得なかった。起訴できなかったのである。不当逮 …
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釈放の報告をするMさん。極めて温厚な常識人だ。マハトマ・ガンジーが人を殴ってもMさんが人に危害を加えることはない。=27日、経産省正門 撮影:筆者=

【煽られる脅威】~下~ 要塞化する観光の島

 陸上自衛隊新基地の予定地とされている宮古島中央部のゴルフ場で24日からボーリング調査が始まった。  新基地建設の是非が争点となった宮古島市長選挙で、容認派の下地敏彦市長が再選された翌々日のことだ。防衛省の焦りが窺える。 …
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下地島空港。市長選挙で敗れた候補は「国際線の誘致で観光客を増やす」政策を掲げていた。=19日、下地島(宮古島と橋でつながる) 撮影:筆者=

【煽られる脅威】 漁師「(中国に対する)危機感はまったくない」 ~上~

 「我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており…」。安倍政権が集団的自衛権と軍備拡張を正当化する際の常套句だ。  官邸のお先棒を担ぐマスコミは、常套句にリアリティーを与える。ホットスポットとされる尖閣諸島周辺海域に …
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港で漁網をたたんでいた漁師に聞くと「燃料代が高くて(尖閣周辺には)行かない」と答えた。

【宮古島市議補選】新基地反対の母親が当選 「生命の水を守れ」

 市長選とダブルとなった宮古島市議会議員補欠選挙(※)。陸自ミサイル部隊の配備に伴う新基地建設への反対を掲げていた3児の母、石嶺かおり候補(36歳)が初当選した。(※欠員2議席に対して5人が立候補)  石嶺氏が最も強く訴 …
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石嶺かおり氏。政治はズブの素人だが、戦争や環境汚染に対する危機感は、凡庸な政治家よりも強い。=20日、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市長選挙】オッサンVSママ 基地か子育てか 

 選挙戦最後の街頭演説を「打ち上げ」という。各陣営の選挙戦が凝縮されていて翌日の開票結果を占えることから、メディアも注目する。  選挙戦最終日となったきょう、田中は陸自新基地建設容認で3期目を目指す下地敏彦候補と、新基地 …
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「標的の島にはしたくない」。子を持つ母親が奥平候補の街宣に足をとめた。=21日夕方、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市議補選】安倍政権に挑む母親候補 「新基地で地下水を汚染するな」

 宮古島市長選挙と同日の22日に投開票となる市議会議員補欠選挙。欠員補充2名のところに5名が立候補している。  田中は自衛隊の新基地建設に反対する3児の母、石嶺かおり候補(36歳)を追った。  石嶺候補が基地に反対する最 …
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「子どもの将来を考えた場合、基地は大きな負担となる。基地は一度受け入れてしまったらどんどん増殖する」。石嶺かおり候補の演説は核心を突く。=20日、宮古島 撮影:筆者=

【宮古島市長選】 作り出された中国の脅威 結果しだいで新基地拒否も

 宮古島のほぼ中央に位置する航空自衛隊・宮古島分屯基地。巨大なレーダーが宮古海峡と尖閣上空の空域にニラミを利かせる。  分屯地の地下深くでは司令部の建設工事が進む。南西諸島における防衛の要である宮古島に、中国がミサイル攻 …
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【宮古島市長選挙】「オスプレイが飛ぶと観光客が来なくなる」

 自衛隊新基地建設の是非などを問う宮古島市長選。きょうは翁長知事が基地建設反対の候補を応援するため島に入った。  市長選挙には賛成派と反対派が2人ずつ立候補し、舌戦を展開している。賛成派、反対派ともに分裂選挙となる。「オ …
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怪死の動燃・総務部次長 妻「もんじゅ維持のために1人が死んだ」

 「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(1995年末)の対応をめぐり怪死を遂げた動燃総務部次長の妻が警察に夫の遺品の返還を求めている裁判 ―  きょう午後、東京地裁で最終準備書面が提出され、結審した。陳述書を読み上げる妻の手 …
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西村総務部次長が飛び降り自殺したとされているホテルの非常階段。実況見分の結果も明らかにされていない。警察の隠し事があまりに多い事件だ。=都内 撮影:筆者=

マスコミが伝えない年金不信  回答者全員「掛け金は返ってこない」

 「高齢者は75歳から」。先週(8日~)、日本老年医学会の提案を受け、マスコミが大きく報じた。一面トップで取り上げた新聞もある。  年金カット法につづく年金削減策と受け取るのが妥当だろう。高齢者の定義が75歳になれば、国 …
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後期高齢者の定義が現在の75歳から90歳に引き下げられる可能性もある。医療費の自己負担は増す。「病気をしないように気をつけるしかない」。高齢者は不安そうに語った。=巣鴨 撮影:筆者=