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【新潟県知事選】二階幹事長が「原発を再稼働させなさいっ!」と言ったら? 自公候補は曖昧な返答

 「県民の納得が得られるまで原発は再稼働させません」。10日投開票の新潟県知事選挙で やや先行 が伝えられる花角英世候補が、街頭演説で必ず入れるフレーズだ。えっ!この人、ホントに自公の候補?と誰しもが思うだろう。  「廃 …
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「原発ゼロ」を願う県民の多くが自公候補に投票する不思議。=新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】自公候補 花角大阪航空局長時代に森友問題の種は宿った 

 2日付、拙ジャーナルで自公候補の花角英世氏が大阪航空局長を務めていたことを指摘したところ、翌3日、花角氏は自身のツイッター上でそれを否定するコメントを出した。    花角英世(はなずみ英世)@hideyohanazum …
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「花角さんが局長時、ゴミは少なかったですよね?」と田中が質問すると、花角氏は「我々(大阪航空局長)の時代には何も問題はなかった」。確かに氏の言う通りだ。だが森友問題の萌芽は後に大きく“花開く”ことになった。=2日、新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】自公候補が隠す元大阪航空局長の過去 「森友」でイメージダウン恐れ?

 新潟県知事選挙で若干のリードが伝えられる花角英世候補(自・公支持)。国土交通省のキャリア官僚で同省観光政策課長や観光庁総務課長を歴任した。課長よりランクが上の局長や局次長の肩書も持つのだが、それは全く記載されていない。 …
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花角候補は田中の質問に“答えたくない”という表情をした。直後、運動員が候補を田中から はがした。=2日、新潟市内 撮影:村上理央=

【新潟県知事選】「安倍政権はありったけの暴力と権力でやってくる」

 10日投開票の新潟県知事選挙は、「安倍独裁」対「市民戦線」の戦いとなってきた。1日は沖縄県平和運動センターの山城博治議長が、新潟駅前で開かれた池田ちかこ(立憲民主、共産、自由、社民、国民民主推薦)陣営の集会に参加した。 …
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山城博治議長は田中龍作ジャーナルのインタビューに「ここで勝てば沖縄にも(良い)影響がある。安倍政権は総力で潰そうとしてくるだろう」。=1日夕、新潟駅前 撮影:田中龍作=

「しがらみのない政治」とポピュリズム 中選挙区制と民草の声

 あの家の息子は今春、中学校に上がる。娘は高校2年・・・中選挙区制時代の政治家は、支援者の家族構成まで知っていた。  衆院選挙が中選挙区制から小選挙区制となって20年余りが経つ。最も顕著な変化は自民党議員がかつてほど民草 …
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「しがらみのない政治」を訴えたポピュリストは、アベ独裁をアシストした。=7月、銀座 撮影:筆者=

カメラが捉えた大義と言い訳 ~ 民主主義を諦めなかった人たち

 「最後の最後までやろう」。市民勝手連のリーダーは仲間に言い聞かせるように声をかけた。皆、四方八方に散って候補予定者のチラシ配布にかかった。北海道の秋風は、素手をかじかませるに十分な冷たさだった。  民進党がこぞって希望 …
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「かけかくしかいさん」だったのに、選挙ではあまり争点にならなかった。まんまと安倍自民の土俵に乗った野党が未熟だったのか。=10月19日、都内 撮影:筆者=

戒厳令下のアキバ 「安倍辞めろ」を完全封殺 

 都議選のリベンジを果たすと豪語していた安倍首相 ―  大型選挙・最終日恒例となった自民党総裁の秋葉原演説が21日夕、雨の降りしきるなか、あった。  独裁者の意を汲んだ自民党と警察が「反安倍」をほぼ完ぺきに封じ込めた。警 …
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「リベンジをやり遂げた・・・」。満面の笑みを浮かべる安倍首相。=21日、秋葉原 撮影:取材班=

前原代表の「想定外」だった 野党大合併、頓挫の理由を明かす

 前原・民進党代表の「現時点では想定内」発言は、真っ赤なウソである。民進党の3分裂、希望の党の自壊は、前原代表の「想定外」だった。その舞台裏を明かす―  大合併による新党構想は民進党代表選挙前から進んでいた。田中は代表戦 …
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解散8日前。水面下で着々と大新党構想が進められていた。よもや今のような事態になろうとは、2人とも予想だにしなかっただろう。=9月20日、都内 撮影:筆者=

【衆院選・新潟5区】「安倍怖い」泉田支持者が野党選挙事務所に“転入”

 泉田裕彦・前新潟県知事を長年、敬愛し支持し続けた長岡市の主婦(40代)は、泉田前知事が自民党から出馬すると知ってからも支持する気持ちが揺らぐことはなかった。  だが、ある出来事をきっかけに“転向”することになった。それ …
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「自民党から出馬しちゃいけない」。古賀先輩は、ニヤニヤしながら説得に応じない泉田後輩にゲンコツを食らわすポーズで怒りを示した。=9月、東京都内 撮影:筆者=

【衆院選・沖縄3区】玉城デニー「うちなんちゅはブレないよ」 無所属で反基地貫く

 希望の党との合流が取り沙汰されていた政党の前職(解散までは議員)たちの中で、いち早く無所属で立候補することを宣言した玉城デニー(党籍は自由党)。4期目を目指し自公候補と争う。  普通の候補者であれば、無所属のハンデは絶 …
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街宣中の玉城候補。反基地の信念を曲げなかったことで有権者からの揺るぎない信頼を得た。