» 日米関係

【沖縄発】 墜落炎上のCH-53Eヘリは老朽化で事故多発 普天間に15機、大惨事も

 11日、東村高江の牧草地に墜落炎上した大型輸送ヘリCH-53E。米軍は全部で180機保有しているが、ここ5年で7機を事故で喪失しており、かなり早いペースで墜ちていることがわかった。  「事故が頻発する原因はCH-53E …
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墜落、炎上したCH-53Eの残骸と事故処理の米兵=13日、東村高江 撮影:筆者=

【沖縄発】翁長知事「国難だ」 米軍ヘリ、牧草地に墜落 自分の土地に入れない農民

 昨夕、米軍普天間基地に所属する大型輸送ヘリCH53が東村高江の牧草地に墜落、炎上した。地元農民・西銘晃さんの土地に墜ちたのである。  西銘さんはこの日、現場となった牧草地で刈り入れを予定していたが、たまたま他の牧草地に …
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CH53ヘリの前部はクラッシュし黒焦げになっていたが、後部はほとんど破損していなかった。

【那覇発】 沖縄県民大会「オスプレイ全面飛行禁止求める」特別決議 

 文・写真 佐川由佳梨(田中龍作ジャーナル)  沖縄の総意を示す県民大会が12日、那覇市で開かれ、辺野古新基地の建設断念を日米両政府に求める大会宣言を採択した。(主催:辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議)  会場と …
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辺野古新基地の建設に反対する翁長知事の信念はブレない=12日、奥武山陸上競技場 撮影:佐川由佳梨=

大統領も乗らないオスプレイが日本の陸地に墜ちる日

 沖縄に駐留する米海兵隊のオスプレイMV22が5日、オーストラリアの沿岸に墜落した。田中は驚きもしなかった。オスプレイは墜ちる構造になっているからだ。  普通のヘリコプターはエンジンが止まってもローターは風力で回り続け、 …
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埼玉県朝霞市上空を飛ぶ米軍のオスプレイ。=2016年10月、田中撮影=

『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』矢部宏治・著

 この国の最高法規は「日本国憲法」ではなく、国権の最高機関は国会ではない ― 日米間のタブーを告発し続けている作家・矢部宏治が、日本を支配する真相に迫った。  最高法規は米国との「密約」であり、最高機関は「日米合同委員会 …
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日米合同委員会が置かれている「ニュー山王ホテル」。日本における米国の司令塔だ。=3日、南麻布 撮影:筆者=

沖縄・高江で共謀罪の予行演習 写真家はこうしてデッチあげ逮捕された  

 権力による原生林の大規模違法伐採を克明に記録していたカメラマンは、沖縄防衛局職員に触ってもいないのに、公務執行妨害と傷害の容疑で逮捕されていたことが分かった。  昨年8月25日朝、ヘリパッド建設反対運動の拠点である通称 …
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テントの出入り口をふさいだ防衛局職員。マイクを握っているのは、抗議する山城議長。(2016年8月25日朝、高江N1テント裏 撮影:島崎ろでぃ=

【辺野古発】400~500万円で政府に頬叩かれ 漁民「そもそもが海を奪われている」

 「漁協が漁業権を放棄したから県知事の許可は要らない(※1)」・・・悪徳デベロッパーのごとき強引な理屈で、米軍新基地建設を本格着工した日本政府。  漁民が放棄したのではない。沖縄防衛局が札束で名護漁協の頬を叩き漁業権を放 …
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サンゴの海を破壊する沖縄防衛局(ODB)の旗をつけた漁船。皮肉で悲劇的な光景だ。=7日、大浦湾 撮影:筆者=

【辺野古発】サンゴ礁突き破り ボーリング調査進む

 安倍政権はどこまで自然を破壊すれば気が済むのだろうか。沖縄タイムスによれば、沖縄防衛局は7日午後4時から米軍新基地・建設予定海域のボーリング調査を始めた。  多目的調査船『ポセイドン(4,015トン)』の船体中央部分に …
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作業中の調査船『ポセイドン』。船体中央部分の掘削機がサンゴ礁を突き破る。「(辺野古沖の)長島よりも高い」と人々は恐れる。=8日午前8時30分頃、新基地建設予定海域 撮影:筆者=

【辺野古発】安倍訪米の手土産 巨大コンクリート塊がサンゴの海に投下された 

 クレーン船のアームが動くと巨大なコンクリート・ブロックはあっけないほど速く海に沈んで行った。こうして228個のコンクリート塊が海底のサンゴを押しつぶしていく。  人間の愚かさの前に、自然がいとも簡単に破壊されることを、 …
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クレーン船から投下されるコンクリート・ブロック。厚みは作業員の背丈ほどもある。=7日午前、大浦湾 撮影:筆者=

【辺野古発】沖縄2紙も入らない海域で、政府の環境テロ準備を撮った

 沖縄防衛局はきょう午前9時前、辺野古米軍基地の本体工事に着手した。マスコミ各社がほぼ一斉に報じた。海上埋め立てに向けた本格工事である。  まっとうな人々が固唾をのんで見守ったのは、巨大なコンクリート・ブロックの海中投下 …
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臨時制限区域の目安となるフロート(オレンジ色のボール)。これより30m右にブイがあり、そこから内側が実際に制限区域となる。撮影ポイントは制限区域内で立ち入りが禁止されている海域。=6日、大浦湾 撮影:筆者=