» ジャーナリズム

望月記者の栄転を警戒せよ 「8月の人事異動まで持つかなあ…」

 「いくら待っても(本省の)報道室から回答がないから、こうやって沖縄まで来たんじゃないですか!」。沖縄防衛局幹部に食らいつく小柄な女性記者の姿があった。辺野古新基地建設の埋め立てに赤土が大量に混じっていることを追及してい …
続きを読む»

野党合同ヒアリング後、望月記者は沖縄防衛局幹部を追及した。=1月16日、那覇市内 撮影:田中龍作=

ゴーン長期勾留 黄色いベスト「外に出すな、もっと入れておけ」

 特別背任の容疑で再逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者の勾留理由の開示請求裁判がきょう午前、東京地裁であった。  東京地検の無理筋であることが日増しに濃厚になっているのにもかかわらず、マスコミは検察と日産のリークに基づいて …
続きを読む»

入廷するゴーン容疑者の弁護士は、東京地検の特捜部長だった大鶴基成氏。冤罪の手口を知るがゆえに見込まれたのか。=8日午前9時20分頃、東京地裁前 撮影:田中龍作=

またスピン、ゴーン会長逮捕 入管法改悪の目くらまし

 日産自動車のカルロス・ゴーン会長が今夕、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。  「またスピンかよ」。テレビのニュース速報を見た時、反射的にこの言葉が浮かんだ。  外国人労働者の受け入れ数拡大に向けた入 …
続きを読む»

マスコミは検察庁の車両らしき自動車が出入りする度にフラッシュを焚いた。=19日夜、検察庁前 撮影:佐川由佳梨= 

「#安倍とヤクザと火炎瓶」 アマゾンから電子書籍発禁予告

 安倍首相の地元事務所が選挙妨害のため暴力団と関係する人物に怪文書の配布を依頼した「確認書」を掲載したフリージャーナリスト寺澤有氏の電子書籍が、出版元のアマゾンから販売中止を予告されたことが分かった。寺澤氏によると、きょ …
続きを読む»

アマゾンから販売中止予告された寺澤氏の電子書籍。5日後には見られなくなるのだろうか。

『戦う民意』翁長知事の著作と酷似する本土マスコミのコラム パクリではないと信じたい

 沖縄と官邸の間に横たわる深い溝を描写したコラムが地元紙(25日付)に掲載された。執筆者は在京大手通信社の編集委員だ。  コラムは、翁長知事と旧経世会の政治家とのエピソードが核となっている。橋本龍太郎、小渕恵三元首相や梶 …
続きを読む»

翁長知事が遺した『戦う民意』(角川書店)。沖縄の戦後から現代までの政治史が重く赤裸に綴られている。

「ペンは負けない、カメラは見逃さない」 出るか、第2の望月衣塑子

 もう誰も驚かなくなった。「労働者を奴隷のごとく働かせる」法律が、国会で制定された6月29日の夜だった。「寿司友セブン」で知られる報道各社の幹部とコメンテーターが安倍首相と夕食を共にしたのである。彼らにしてみれば庶民の厳 …
続きを読む»

沖縄タイムズ・阿部岳記者。「沖縄の問題は本土の無関心にある」。=1日、都内 撮影:村上理央=

アベノ右翼が牙をむき始めた デモ参加者「日本が日大化する」

 これまで何十回も「反安倍デモ」を見てきた。右翼が街宣車のボリュームをあげて嫌がらせに来ることはあった。  だが3日、新宿であったデモには、デモ隊の隊列に街宣車が突っ込もうとした。警察隊が割って入ったため大事には至らなか …
続きを読む»

右翼は歩道上の市民に つかみかかろう としたが、警察に制止された。 =3日午後6時01分、西新宿 撮影:田中龍作=

映画ペンタゴン・ペーパーズ 「権力を見張らなければならない」

 何とも日本政治の現状と酷似している。トム・ハンクスを渡辺謙に、メリル・ストリープを大竹しのぶに置き換えても、何ら違和感はない。リチャード・ニクソンはアベ・シンゾーだろうか。  これはベトナム戦争でアメリカの敗色が濃厚に …
続きを読む»

安倍内閣の総辞職を求める国民の声は日増しに高まる。ジャーナリズムはそれを反映しているだろうか。=首相官邸前 撮影:筆者=

「スポンサーは読者です」 田中龍作ジャーナルを広めて下さい

 「田中(龍作)さん、全国紙の記者が怒ってましたよ。先に書かれちゃった、ってね」・・・国会で加計疑惑の追及に立った回数が最も多い野党議員から言われたことがあります。  マスコミは薄々知っていましたが、本気で追及しなかった …
続きを読む»

安倍首相の「腹心の友」、撮った。田中は加計学園の入学式に父兄を装って潜入。学校職員に見咎められ吊るしあげの目に遭うも、撮影には成功した。この後、加計理事長は一切、表に出なくなった。=2017年4月、撮影:筆者=

【田中龍作ジャーナル支援の輪を広げて下さい】 友人、知人、職場の同僚に お声がけ お願い致します

    会計報告でお伝えしておりますように『田中龍作ジャーナル』の財政事情は厳しい綱渡りを強いられております。現場から真実を伝えるためにはどうしても多大な交通費を必要とします。  綱が切れれば廃刊です。最悪の事態を避ける …
続きを読む»

エジプト市民革命に火を点けたのはネットだった。外国人ジャーナリストの多くが政権支持勢力からボコボコにされて軍に突き出されたが、田中は最後まで残って取材、発信を続けた。=2011年、カイロ 撮影:筆者=