» ジャーナリズム

武富士、ホームレス、そして記者クラブ

「武富士問題」を暴いたフリー記者の三宅勝久氏=手前=は最前列に陣取り鋭い質問を浴びせた。正面右端は管財人の小畑英一弁護士。(31日、東京・八重洲。写真:筆者撮影)  台風14号がもたらした大雨による川の増水で、野宿者(ホ …
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市民デモ 「検察とマスコミの横暴を許すな」

「記者クラブ解体」のゼッケンを付けているのは普通の主婦だ。マスコミ不信の高まりを示している。(24日、銀座・水谷橋公園。写真:筆者撮影)  「24日に検察・検審を糾弾するデモを行います」―知人の市民運動家がツイッターで報 …
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松山千春と佐藤優 「マスコミと検察を斬る」

高僧ばりの説法で聴衆を沸かせた松山氏(左)とタブーの深奥に深く斬り込む佐藤優氏(右)。中央は鈴木宗男前議員。=20日、衆院第2議員会館。写真:筆者撮影=  歌手の松山千春氏と元外務省のラスプーチンこと佐藤優氏が20日、衆 …
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鈴木宗男前議員、ガン転移で収監遅れる

鈴木宗男前議員は食道ガンと診断されたことを明らかにした。中央は歌手の松山千春氏、右端は元外交官の佐藤優氏。(20日、衆院第2議員会館。写真:筆者撮影)  北海道の港湾開発や林野行政に絡んだ贈収賄事件で実刑が確定していた鈴 …
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捜査情報漏洩で私腹肥やすマスコミ幹部

 「明日(家宅)捜索が入るようです・・・」。NHKスポーツ部の記者が携帯メールを捜査対象となっている相撲部屋の親方に送っていた。  朝日・毎日・産経はこれを一面で報じている。世間の常識から見れば当然の扱いだろう。だが筆者 …
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「小沢一郎、強制起訴」の裏で蠢いたのは…

検察審査会の議決要旨。「小沢一郎こと小澤一郎、別紙犯罪事実につき起訴すべき」とある。(4日、東京地裁前の掲示板。写真:筆者撮影)  「小沢氏、起訴相当」の第一報に接したのは4日午後3時半、民主党本部で岡田克也幹事長の定例 …
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ネットが火をつける若者のナショナリズム

デモの参加者は2千人超。ほとんどが日の丸の大旗、小旗を手にしていた。林立する日章旗が秋風にはためいた。(2日、代々木公園。写真:筆者撮影)  尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件をめぐる日中両政府の対応 …
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冤罪に手を貸さないためにも記者会見の可視化を

 学校を卒業し新聞社、テレビ局、通信社に入ると最初に担当させられるのは警察取材だ。業界用語で「サツ回り」と呼ぶ。事件が起きると広報課(報道課)が容疑者の住所、職業、年齢はもとより逮捕容疑までを列記した発表用紙を出す。   …
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特捜検事逮捕 “地方はイヤだ”が招く「改ざん」

検察庁。巨悪に立ち向かうはずが、「データ改ざん」までして無実の人を貶めていた(写真:筆者撮影)  前代未聞の事件が起きた。自らの描いた事件の構図に沿うように検察官が証拠を改ざんしたというのだ。事件の第一報に接した時、かつ …
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記者クラブ報道が「無駄な巨額援助」増やす

新聞・テレビの報道は現地の生活実感に乏しい。外務省発表を優先しがちだ(カブールの繁華街。写真:筆者撮影)  8日付の拙稿『解放の常岡氏、カルザイ政権の腐敗を語る』に対して、読者から次のようなツィートを頂いた―「すでに諸外 …
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