投稿者「tanakaryusaku」のアーカイブ

オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」

 どこに行っても駅ビルがあり、ロータリー周辺に大規模店が品よく並ぶ。首を動かさなくても食料品店、書店、赤提灯といった生活に必要な店が視界に飛び込んできた風情は、もはやドラマや映画の世界だけになりつつある。  中央線沿線の …
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応援に入った山本太郎参院議員は「正直者と辞書を引けば松本浩一と出る」。=15日、高円寺駅前 撮影:田中龍作=

権力が総力を挙げて落としにかかる森友追及の議員 木村真・豊中市議「勝ちに行く」

 この人がいなかったら「森友疑惑」は永遠に表沙汰になることはなかった。  木村真・豊中市議会議員。国有地の払い下げ価格の情報開示を近畿財務局に求めたが黒塗りで出てきたため、大阪地裁に訴訟を起こした。2017年2月のことで …
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妻の千賀子さんは木村議員の政治活動を支えてきた。出陣する夫に「9条ブローチ」をつけてあげていた。ブローチは支援者のお手製だ。=14日朝、木村真選挙事務所 撮影:田中龍作=

【大阪12区補選】「安倍政権倒す狼煙を」 森友追及の野党論客討ち入り

 選挙演説会場は衆参予算委員会と化した。一昨年春、森友疑惑で安倍内閣をとことん追い詰めたメンバーが顔を揃え、「疑惑を許してはならない」と有権者に訴えた。  司会は、森友疑惑の隅々までを知る辰巳孝太郎(共産)。応援弁士は追 …
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森ゆう子議員「お友達でなくなったとたん牢屋にぶち込まれる。恐ろしい世界じゃないですか。今だけカネだけ自分だけ、そして安倍総理のお友達だけ得をする。これが忖度政治なんです」。=13日、寝屋川市 撮影:田中龍作=

【大事故の前兆】JR東日本の合理化と労働強化、睡魔でオーバーラン多発

 乗客乗員107名の命を奪ったJR福知山線の大事故(2005年)が再び起きるのではないか・・・悪夢がJR東日本の乗務員を苛んでいる。合理化による労働強化のため、疲労した運転士が睡魔に襲われながらハンドルを握っているという …
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合理化により過重なノルマを課せられることになった運転士。疲労困憊で電車のハンドルを握る。=JR山手線 撮影:取材班=

山本太郎が新党・れいわ新選組 「野党は消費税減税を言えば勝てるのに」

 山本太郎参院議員がきょう10日、自由党離党を決意、新党「れいわ新選組」(※)の立ち上げを発表した。(※政党の構成要件を満たさないため厳密には政治団体)。  冒頭、山本は「新選組」と名付けた意味を説明した。  「れいわ新 …
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れいわ・新選組を発表する山本太郎議員。小沢一郎・自由党代表から「これは賭けだぞ。政治生命を失うかもしれないぞ」と言われたことを明かした。=10日夕方、参院会館 撮影:田中龍作=

逮捕前日の動画公開 ゴーン弁護団「検察や日産のようなリークはしない」

 東京地検といえども、さすがにビデオまでは押収できなかったようだ。  カルロス・ゴーン氏が逮捕の前日(4月3日)に身の潔白を主張したビデオ動画が、きょう、日本外国特派員協会で公開された。弁護団が公開に踏み切った。前日に撮 …
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ゴーン氏は事件が陰謀であること強調した。陰謀に関わった人物の名前はカットされていた。=9日午後、日本外国特派員協会 撮影:田中龍作=

「安倍‐麻生道路の早期実現を図ること」首相が国交相に要望 極めて異例

 任命権者たる内閣総理大臣が配下の国土交通大臣に要望書を出す。奇妙キテレツな事態が起きていた。2016年(平成28年)3月、安倍首相は連名で石井啓一・国土交通相に「下関‐北九州道路の早期実現を図る」要望書を提出したのだ。 …
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原口一博議員は九州出身だけに北九州‐下関間の道路事情に詳しい。予想交通量について国交省を追及した。=8日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

衆院289選挙区で「消費税を5%に」署名 山本太郎が進める政権奪還策

 生活を圧迫し景気を冷え込ませる。しかも使途不明。庶民にとっては「百害あって一利なし」が消費税だ。  「消費税を5%に」。山本太郎議員がこう訴えて署名活動を展開している。署名といっても そんじょそこら の署名とは違う。 …
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第3のビールは消費税8%の今でさえ税込125円。10%になったら「第4のビール」が主力商品になるのだろうか。=6日、都内スーパー 撮影:取材班=

奇策 保釈中のゴーン逮捕で消し飛んだ「安倍‐麻生道路」

 「私が忖度した」。塚田一郎国交副大臣の問題発言で、にわかに疑惑が浮上することになった「下関‐北九州道路」。地元では「安倍‐麻生道路」と呼ばれる代物で、第2の関門橋あるいは第2の関門トンネルを目指す。  きょう野党が合同 …
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弘中弁護士は「考えられない」を連発し激しく憤った。=4日午後、日本外国特派員協会 撮影:田中龍作=

記者クラブは「冤罪製造装置」の重要パーツである

 「本部長がウチの検事正に直接電話してきて筋の悪い事件(無理筋)を押し付けてくるんだよ」…田中が若かりし頃回っていた、西日本のある地検で検事からこぼされたことがある。本部長とは県警本部長で、検事正とは地検のトップだ。   …
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小沢一郎が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件は、検察とマスコミが捏造した冤罪事件だった。写真は無罪判決が出た瞬間。=2012年、東京地裁前 撮影:田中龍作=