
麻生太郎。85歳。権力を恣にする男は日本の最高権威まで手中に収めようとしている。=自民党本部 撮影:田中龍作=
国民の7~8割が「愛子天皇がいい」と世論調査で答えているのに、邪な政治家たちが皇室典範を改悪して無理クリ「皇位を男系男子に限る」ことにしようとしている。
「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会会長」は麻生太郎。「旧宮家を養子縁組で皇族復帰させ」「男の子が生まれれば皇位継承資格を持つ」ことにしたいようだ。
麻生の妹は三笠宮家に嫁いでいる。ここに旧皇族の男系男子が養子に入り、男の子が生まれたら皇位継承者つまり天皇になる資格を持つのだ。麻生家は天皇の外戚となるのである。麻生の血縁が天皇陛下に御成りあそばすのだ。

皇居。麻生太郎の血統がここに住まうのだろうか。=3日、二重橋前 撮影:田中龍作=
立法府の総意ではない、与党と一部野党が皇室典範の改悪に前のめりになる。おかしくないか。
憲法第一条に、天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く、とある。麻生に率いられた議員さんたちの「男系男子に限る」は、明確な憲法違反だ。
「男系男子に限る」に対して全国紙はあの読売まで反対している。もちろん雑誌も反対だ。
権威と政治権力が別れているからこそ国はバランスが取れる。バカな政治家たちが軽挙妄動に走っても、天皇がたしなめることが可能なのだ。
2004年10月秋の園遊会で、東京都の教育委員を務める米長邦雄が「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と豪語すると、平成の天皇陛下は「やはり、強制になるということではないことが望ましい」とたしなめた。見事なバランス感覚である。
皇室が政治家にコントロールされるようになれば、権威も何もなくなる。
海外からは日本のロイヤルファミリーが軽んじられる。まともな王室外交なんてできなくなるのだ。私利私欲にまみれた政治家が国益を損なう。
~終わり~





