あす10月1日から第3、第4のビールが値上がりする。(正確に言うと税率があがるため価格に転嫁される)
国税局に電話取材したところ「(第4のビールも)今回の対象になっている」との回答だった。
第3、第4のビールの税率まで上げるとは、政府はどこまで庶民から搾り取るつもりなのだろうか。
そもそも第3、第4のビールが登場したのは発泡酒(第2のビール)の税率が上げられたからだった。
上に政策あれば下に対策あり。メーカーは、今度は第5のビールを開発するだろう。
政府は第5のビールの税率をあげる → メーカーは第6のビールを開発 → 政府は第6のビールの税率を上げる → メーカーは第7のビールを開発する・・・イタチごっこは第10のビールまで行くのだろうか?
たばこも明日から値上がりする。
値上げの一方で社会保障は削られる。生活保護のうち食費などに充てられる生活扶助費は引き下げられるのだ。
この国の政府はどこまで低所得者をいじめれば気が済むのだろうか。
年金の支給開始は後ろにずらされ、支給金額も下がる一方だ。掛けるだけ掛けさせておいて、これでは詐欺に等しい。
私たちは搾り取られるだけ搾り取られる。その分、経団連など政権のお友達は潤う。
もはや税金を払う意味がなくなりつつある。革命のムシロ旗が翻ってもおかしくない時代に入った。
~終わり~
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『田中龍作ジャーナル』は生活の現場から権力の驕慢を告発します。
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