昨日(25日)、支配下に置くマスコミを通じて3選を目指すことを明らかにした小池知事。これまでのように易々とは当選できそうもない。
小池知事の最側近だった小島敏郎氏(元東京都特別顧問)が学歴詐称の手口を明らかにしたのだ。
小池氏が立候補に際して学歴欄に「カイロ大学卒業」と記入しようものなら、小島氏は「公選法違反」で刑事告訴する構えだ。小島氏は弁護士でもある。
もう一つの法的措置として百条委員会がある。同委員会の設置を都議会に要望した市民団体(※)が、きょう26日から疑惑の解明を求める署名活動を始めた。
(※)『小池都知事の学歴詐称疑惑の解明を求める市民の会(市民の会)』
市民の会が求めているのは以下の3点だ―
▼カイロ大学での学業実態を示す事物(卒業論文、語学力等)を開陳して下さい。
▼2020年に出されたカイロ大学声明の文書作成に関与しているか答えて下さい。
▼国民に納得できる詳細な説明が出来ないならば身を引いて下さい。
絶大な強さを誇った過去2回の選挙と違って小池氏の足元はぐらつき始めている。野党は小池知事の3選を阻めるか。
それは候補者しだいだ。知名度がある人物を出せば勝機が開ける。野党候補は早ければ明日27日にも明らかになる見通しだ。
~終わり~
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