小野寺予算委員長の解任案をめぐる衆院本会議の採決がきょう1日行われたが、牛歩をした れいわ新選組 の大石あきこ共同代表は投票箱を封鎖され投票できなかった。
額賀衆院議長により「1分動議」が発動され、額賀議長の催促から1分過ぎても大石議員が投票しなかったため、投票箱が封鎖されたのである。
大石氏の足はすでに壇上にかかっており、投票箱封鎖には疑問が残る。
国民の負託を受けた国会議員が、議長の呼びかけからわずか1分で投票権を失う。議会制民主主義の精神を踏みにじる暴挙でもある。
大石議員は「野党が体を張って強行採決を止めることは、これまでもやっておくべき事だった。簡単に委員会開かすなと思っている」と野党の手ぬるさに不満を示した。
衆院で社会党の全盛時代(1960~1970年代)は牛歩戦術を当たり前のように採用し、自民党の横暴をけん制していた。
他野党が牛歩戦術を使っていたら「1分動議」など発動されることはなかった。闘わない野党が大石議員の投票権を奪ったともいえる。
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