近所の百均ショップが今週初め、リニューアルオープンした。我が家は「百均」なくして生活が成り立たない。早速、出かけた。
まず棚の高さが2倍になっているのに驚いた。単純に考えて品物が倍になっているということだ。店員に聞くと「はい。確かに(品物を)増やしておりますので」と愛想よく答えた。
品揃えの豊富さと緻密さには恐れ入る。台所金具、洗剤、衣類、果ては食料まで何でもありだ。痒い所まで手が届くような器具まで揃っている。
気を付けなければならないのは、キャンディなど同じメーカーでも百均向けに少量パッケージで売っているものもあることだ。
お金に余裕のある人は、「国産」だとか「有機」にこだわることもできる。だが、年中フトコロが寂しい下級国民にとって、そこに行けばとりあえず必要な物をそろえることが必要なのである。
値段を気にすることなくラッキョウなりサバ缶なりを手にすることができるなら、百均でもかまわない。
物価高なのに賃金は上がらない。庶民の暮らしは苦しくなる一方だ。百均は救いの神なのである。
上に政策あれば下に対策あり。岸田政権が異次元の重税で民草を殺しにかかっても、私たちは百均で生活防衛する。
百均さえも潰れるようになった時、この国には庶民の屍が累々と横たわる。
~終わり~