ザポリージャ原発の施設の屋根に28日夜、砲弾が2発命中した。
原子炉ではない。構内道路を挟んで原子炉の南隣にある施設だ。何の施設であるのか。原発運営会社エネルゴアトムは明らかにしていない。
29日朝、ロシア兵あるいは原発作業員がスマホで撮影した写真がSNS上を駆け回った。エネルゴアトムは砲撃を確認した。
きょう(30日)、キーウに到着したIAEAの査察団は、あす(31日)にもザポリージャ原発を訪れる予定だ。
とはいえ砲撃が激しくなると査察の実施は困難な状況となる。
ロシア軍の侵攻後、ザポリージャ州の人口は1万6千人減った(侵攻前:5万3千人)。アレクサンダー・ストラフ知事が26日、明らかにした。
知事はザポリージャ原発が放射能漏れに至る危険な状態となった場合、原発周辺(〇キロ圏内とは明らかにせず)の69市町村の住民(人口には言及せず)を避難させる方針だ。
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読者の皆様。
ロシア軍の人質となったザポリージャ原発にIAEAが査察に入れるのか。事態は31日にも大きな山場を迎えます。
田中は最悪の事態に備えウクライナに踏み留まっていますが、滞在費や人件費がかさんでいます。
ご支援何とぞ御願い申し上げるしだいです。
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