安倍首相が人間ドックの追加検査のために、きょう、慶応病院に入った。
第一次安倍内閣で政権を放り投げた時(2007年)も慶応病院に入ったため、またもや「政権投げ出しか」との憶測も飛び交った。
安倍首相の病院行きは昨夜から裏情報としてメディアを駆け巡っていた。田中のもとにも知人の週刊誌記者から情報が寄せられていた。
病院前には17日朝から総理番記者はじめ報道陣約30人が詰めかけた。
コロナウィルス感染者がGo to の影響で爆発的に増加しているのにもかかわらず、国会を開かない首相にはSNS上などで批判が集中している。と、いっても記者クラブメディアは正面切って追及しない。
安倍腹心の甘利税調会長が16日、マスコミを通じて「安倍総理には休んでもらいたい」とコメントを出すと、翌17日、安倍首相は符節を合わせるように慶応病院へ。
政治家の健康問題は政局と直結するため世間は固唾を飲んで見守った。
マスコミの数は夕方には倍に膨らんだ。ライブ中継するテレビ局もあった。
結局、安倍首相は午後6時、慶応病院を出た。そのまま富ヶ谷の自宅に帰った。
「国会開きたくない病」の検査結果は、何と診断されたのだろうか。
~終わり~