今回の都知事選挙で、一度も街宣活動をしていない小池ゆり子知事。
だが、選挙活動には おさおさ 怠りがないようだ。
きょう25日は豊島区民センターに出向き、地元商工会のお歴々から要望をしっかり聞いた。
街頭での演説だとヤジが飛んだりする恐れがあるが、商店街の名士などが集う会合で「カイロ大学の卒業証明書はどうなってんだ?」などといった声はあがるはずもない。
都民から見ればステルス作戦だ。
豊島区は小池氏が都知事になる前、衆院議員時代の地盤だ。
会合が終わると記者クラブとの囲み会見を持った。当然のごとく厳しい質問は一言も出ない。
小池キラーのジャーナリスト横田一氏は「知事、コロナ対策はどうなってるんですか?」と質問したが、小池氏はいつもの如く無視した。
田中は不規則質問で「宇都宮陣営から要望があったテレビ討論はどうなっているのか?」と投げかけた。
小池氏は「要望が届いていない」とボソリと答えた。
そのまま警視庁のSPに守られエレベーターに乗り込んで行った。さすがは女帝だった。
~終わり~
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