れいわ新選組がきょう、国会の「自然休会」と新型コロナ対策のための大規模な補正予算の編成を、与野党の国対委員長に申し入れた(与党:自民党 / 野党:共同会派)。
れいわを代表して舩後靖彦議員が立憲と自民の国対委員長室を訪れ要望書を手渡した。内容は以下ー
クルーズ船対応の現場に出向いた政府関係者が、国会や役所への登院・出勤を通常と変わらぬ形で行っていると疑われる現状に関し、危機管理上あり得ない状況と言わざるを得ません。
国会は、私たちれいわ新選組の重度障害議員、難病議員に限らず、
与野党の高齢の議員も多く活動する場です。
しかし、現在のあまりにも不完全な防疫、対処策では、
国会でさえも、私たちは命の危険を感じずにはいられない場所となってしまっています。
この状況に改善の兆しが見えるまでは、れいわ新選組の2議員は、
永田町周辺への出入りを見合わせなければならない状態です。
ご承知のとおり、この問題は永田町周辺に限った話ではなく、現状の対応のままでは、国内において新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大を阻止することが難しいと考えます。
この状況が推移すれば、先々、多くの国民の健康が阻害される恐れが高まるのはもちろんのこと、
国内経済においても悲劇的な痛手を負うことは避けられないと考えます。
要望書を受け取った自民党の森山裕国対委員長は「休会の件は承っている。補正予算は与野党で協議したい」と答えた。
田中は自民党の国対委員長室に入って撮影できた。ところが立憲では門前払いを食らった。日頃、立憲批判を繰り返しているからだろう。田中の身から出たサビともいえる。
自然休会とは両院の議決によらず国会を休会にすること。2011年の東日本大震災と福島原発事故の際も衆参両院議長の合意により自然休会となった。
2011年を上回る大災害となりそうなのに、国会の動きは危機感を欠くと言わざるを得ない。
~終わり~