
作業中の調査船『ポセイドン』。船体中央部分の掘削機がサンゴ礁を突き破る。「(辺野古沖の)長島よりも大きい」と人々は恐れる。=8日午前8時30分頃、新基地建設予定海域 撮影:筆者=
安倍政権はどこまで自然を破壊すれば気が済むのだろうか。沖縄タイムスによれば、沖縄防衛局は7日午後4時から米軍新基地・建設予定海域のボーリング調査を始めた。
多目的調査船『ポセイドン(4,015トン)』の船体中央部分にある掘削櫓(写真参照)が作動しているのが目視できる。船会社の仕様書によれば海面から3,000m下まで調査可能だ。
『ポセイドン』は新基地・建設予定海域の十数地点を掘削調査する。ギリシャ神話に登場する海の神が、サンゴ礁を突き破るのだ。皮肉を通り越して悲劇でさえある。海の神にそこまでさせる日本政府とは何なのであろうか。
沖縄防衛局はきょう(8日)もクレーン船から巨大コンクリート・ブロックを大浦湾に投下し続けた。
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