きょう午後3時、不当逮捕に抗議する住民・市民約100人が名護警察署に押し掛けると、入り口を固めていた機動隊は一気に増強された。千葉県警と神奈川県警である。
警察庁は「地元県警では抑えきれなくなったよ」という演出をしているのだろうか。
治安悪化をことさらに強調し米軍ヘリパッド建設に対する反対運動を抑え込む意図さえ見える。
不当逮捕とは11日、米軍ヘリパッド建設予定地近くの県道70号線で、ミニバイクの男性が警察車両に幅寄せされ公務執行妨害で逮捕された件である。
ミニバイクの男性はヘリパッド建設に反対する住民だった。警察車両が意図的にしかも一方的に幅寄せしていることが動画に記録されている。高江弁護団は不当逮捕であるとして警察に身柄の解放を求めてきた。
男性の身柄はきょう午前、那覇地検に送検された。本稿を執筆している時点(12日午後7時10分)で釈放はまだ確認されていない。
沖縄平和運動センターの山城博治議長はマイクを握り「警察は国家という仮面をかぶった暴力団だ」と声を大にして指摘した。
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