
左から細野豪志、江田憲司、松野頼久の各氏。3人が勉強会の共同代表となる。=10日、衆院会館 写真:筆者=
いわゆる「江田新党」の初勉強会がきょう国会内で開かれた。「民主党」「日本維新の会」「元みんなの党」の国会議員50人が顔を見せた。
「政界再編成」とマスコミは、はしゃぐ。会場には議員の数よりも多い、メディア関係者が詰めかけた。
TPP参加に前向きな「維新」「みんな」。電力総連に選挙の面倒を見てもらっている「民主党」。新党はこうした政党の出身者が一緒になるだけ。
勉強会の名称は「既得権益を打破する会」。中心人物の江田氏は「規制緩和」を強調する。小泉・竹中の規制緩和で弱者はバタバタと倒れた。新党は「ハイパー小泉・竹中」といったところか。
新党が1%のための政党になることは目に見えている。それでも軍国主義にひた走る安倍政権をひっくり返す起爆剤になれば「良し」とするか。なんだか「究極の選択」のようだ。

マスコミが大挙つめかけたが、取材は冒頭あいさつが許可されただけだった。=写真:筆者=