■読者の皆様から頂いた支援金
70万 6,000 円(4月30日~5月31日)
■5月の支出計
70 万 1,072 円
■5月単月度の収支
+ 4,928 円
■内訳
●交通費
電車・バス代 ・・・ 9,760 円
タクシー代・・・ 4 万 1,280 円
●地方取材経費
大阪(5月12日‐13日・1泊)・・・4万 1,940円
大阪(5月17日・日帰り)・・・2万8,100円
大阪(5月23日‐25日2泊 通訳者と2名分)・・・11万7,540円
(元慰安婦と橋下市長の面談が24日に予定されていたため、韓国語の分かる通訳を必要としました。翌日の証言集会では通訳が威力を発揮しました。)
●人件費
・・・30万円(システムエンジニア、データーマン、情報提供者、カメラマン、校正者、通訳者などに)
●通信費
携帯・・・ 2万 1,891 円
NTT固定・・・ 6,978 円
Eモバイル・・・ 5,302 円
プロバイダ料・・・ 5,250 円
BBC視聴料・・・ 1,450 円
ニコ生・・・ 525 円
KDDI・・・2,214 円
●新聞代(東京朝夕刊、朝日朝夕刊、赤旗日刊と日曜版、ヘラトリ)
・・・1万 6,375 円
●書籍代(週刊誌、単行本)・・・1万 737 円
●靴・衣服費 ・・・9,560 円
●交際費
打合せ費・・・ 2 万5,865 円
セミナー・講演参加費(元慰安婦集会、橋下FCCJ会見席料、中東情勢、シリア情勢)・・・10,000円
●文房具代・・・ 2,857 円
●郵便代・・・ 2,900 円
●機材・・・(プリンタインク、バッテリーチャージャー、ICレコーダー等)・・・ 1万9,628 円
●会計事務所への支払い(月間管理料)・・・2万1,000円
■緊急時用積立金 ・・・ 27万 6,689 円
(サーバーにトラブルが起きた場合、一気に40~50万円の出費を要することになります。昨年末はサーバーチェンジに50万円かかりました。こうした時の備えです)
以上会計報告――――――
「安全管理を怠ったことにより原発事故は引き起こされた」―福島の住民たちが、東電の旧・現経営陣と政府役人を業務上過失致死傷害罪で検察庁に刑事告訴してほぼ1年が経ちます。(2012年6月11日、告訴)
昨日(5月31日)、福島原告団が日比谷野音で「厳正な捜査と起訴を求める」集会を開きました。生活を奪われた福島の人々の悲痛な叫びが、今も耳に響いてきます。
ところが今朝、新聞を見て愕然としました。東京新聞でさえも報じていないのです。検察批判は腰が引けるのでしょうか。21世紀最大の悲劇とも言える「福島の原発事故」は、こうして風化していくのかと思うとやるせなくなります。
「私たちの気持ちを想像できない人は政治家にならないで下さい。ジャーナリストにならないで下さい」。富岡町から東京に避難している女性が壇上から訴えました。
私はハッとしました。自分は果たしてジャーナリストの資格があるのだろうか、と。それでも『田中龍作ジャーナル』が昨日の集会を報道しなかったら、どうなっていたか。可能な限り福島の人々の気持ちと同化しながら伝え続けなければならない。思いを新たにした次第です。
2013年(平成25年)6月1日
田中龍作