米軍ヘリパッドの建設を急ぐ沖縄防衛局はきょうにも民間の大型ヘリによる建設資材の空輸を始める予定だった。激しい雨のため今のところ、ヘリは飛んでいない。(午前10時現在)
建設作業員に聞いたところ「きょうは飛ばないんじゃないかなあ」と答えた。
N1地区ヘリパッドは県道70号線沿いにあり、連日、数十台のダンプカーが砂利などを搬入している。
H地区、G地区に資材を搬入するには、大型車両が東村の村道を通らなければならない(地図参照)。だが、伊集盛久村長は、工事用車両の村道通過を拒否している。防衛局が大型輸送ヘリを投入する理由のひとつだ。
政府は米側から工期を短縮するように強い要請を受けており、来年1月末までにはヘリパッド3地区(4帯)を完成させたいようだ。
稲田朋美防衛相があす東村の伊集村長と会談する。今月中旬の訪米を控えた稲田防衛相は、是が非でも手土産が欲しいところだ。
伊集村長が札束攻勢で軟化すれば、局面は変わってくる。
~終わり~
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