山本議員、街頭記者会見 市民とホンネで意見交わす

「野党にも責任があるのでは?」男性(タクシー運転手)は質問した。=11日夕、渋谷ハチ公前 写真:筆者=

「野党にも責任があるのでは?」男性(タクシー運転手)は質問した。=11日夕、渋谷ハチ公前 写真:筆者=

 国会が機能しておらず、マスコミは国民の意見を代弁していない。ならば国会議員が直接、市民と意見を交換し合うしかない。
 
 「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表が11日、街頭に飛び出して記者会見を開いた。第1回目は渋谷ハチ公前となった。

 真っ先に挙手をした男性(タクシー運転手50代)は「自民党は問題だが野党にも責任がある。(山本議員が)率先してコミュニケーションを図るべきではないか?」と注文をつけた。

 山本議員が答えた―

 「野党が受け皿として一つになっていないので(自民党と)対峙できない。国会の中は茶番。(国会議員は)自分たちの利益しか考えていない。

 50%近くの人は投票に行っていない。あきらめた人が投票に行けばひっくり返せる。国会で感じたことを皆さんにフィードバックして行く」。

市民の質問に答える山本議員。約200人が足を止めた。=11日夕、渋谷ハチ公前 写真:筆者=

市民の質問に答える山本議員。約200人が足を止めた。=11日夕、渋谷ハチ公前 写真:筆者=

 国会議員がホンネで道行く人と意見交換する、型破りの記者会見は熱を帯びた。議題は統一地方選挙や安全保障問題にも及んだ。

 第1回目に渋谷を選んだ理由を聞かれると、山本議員は「若い世代に訴えたい。一人では何も変えられないなどとは思わず、横にいる人に伝えていってほしい」と答えた。

 統一地方選挙については「国政はノーブレーキ。あなたを守るためにはあなたの地方を守るしかない」と訴えかけるように話した。

 山本議員は以前から「市民型政党を作りたい」との希望を持っていたが、実現に向けて第一歩を踏み出した格好だ。

 「簡単に会える政治家」を“目指す”山本議員は、街頭記者会見を週1回のペースで開く。池袋、新橋といった東京の繁華街の他、地方にも飛び出す予定だ。

田中龍作の取材活動支援基金

■郵便局から振込みの場合

口座:ゆうちょ銀行
記号/10180 番号/62056751

■郵便振替口座

口座記号番号/00170‐0‐306911

■銀行から振込みの場合

口座:ゆうちょ銀行
店名/ゼロイチハチ・0一八(「ゆうちょ銀行」→「支店名」を読み出して『セ』を打って下さい)
店番/018 預金種目/普通預金 口座番号/6205675 口座名/『田中龍作の取材活動支援基金』

■ご足労をおかけしない為に

ゆうちょ銀行間で口座引き落としができます。一度窓口でお手続きして頂ければ、ATMに並んで頂く手間が省けます。印鑑と通帳をお持ち下さい。
記号/10180 番号/62056751 口座名/タナカリュウサクノシュザイカツドウシエンキキン

連絡先
tanakaryusaku@gmail.com
twitter.com/tanakaryusaku

政治