【都知事選】 マスコミが伝えない「舛添街頭」の淋しい実態

圧勝が伝えられている舛添候補の街頭演説。前の部分を固めているのは地元議員とその支持者たち、そしてマスコミだ。=28日、自由ヶ丘 写真:筆者=

圧勝が伝えられている舛添候補の街頭演説。前の部分を固めているのは地元議員とその支持者たち、そしてマスコミだ。=28日、自由ヶ丘 写真:筆者=

 舛添要一候補の街頭演説会場に行くと聴衆がまばらなのに驚く。マスコミの世論調査では圧勝の勢いだが、常識人であればその光景を見て首を傾げることだろう。

 今週月曜日(27日)夕方、新橋駅SL広場-

 警察官がカラーコーンを置きに来たのは演説開始時刻(5時)の10分前だった。この時点で聴衆は20人くらいだったか。最終的には約100人にまで増えた。

 運動員がビラを配るのだが、受け取る人は少ない(写真すぐ下)。10人に1人ほどだ。

舛添陣営の運動員がビラを渡そうとするが、見向きもしない有権者。=27日、新橋SL広場 写真:筆者=

舛添陣営の運動員がビラを渡そうとするが、見向きもしない有権者。=27日、新橋SL広場 写真:筆者=

 翌日火曜日(28日)昼、自由ヶ丘駅前-

 前日同様、開始直前の聴衆は20人くらいだ。
テレビ局数社がカメラ、三脚、脚立を置き、若干ものものしい。

 通りがかりの女性(50代)が筆者に「何があるの?」と聞く。「舛添さんが来るんですよ」と答えると、女性は「あっそう。じゃあ、いいわ」と言ってそそくさと立ち去っていった。

 ややあって、買い物とみられる女性2人(双方50代)が通りがかった。2人とも前者と同じことを聞くので、筆者も同じように答えた。

 「私たちは公明党。投票する人(候補者)は、もう決まっているから」。2人とも意に介さず、商店街の方に向かった。

 公明党は舛添候補に入れることになっているから興味がないのか。それとも公明票はどこかに流れるのか。いずれにせよ彼女たちは素っ気なかった。

 聴衆は最終的には50人余りだった。地元選出の自公の都議会議員、区議会議員が10人余り。

 これほどまでに淋しい舛添候補の街頭演説をマスコミは伝えない。脱原発候補を落とすために、舛添候補を当選させる必要があるからだろうか?

昨夏の参院選、丸川珠代候補の街頭演説。聴衆を探すのが難しかった。それでもトップ当選だ。=2013年7月19日、蒲田駅東口 写真:筆者=

昨夏の参院選、丸川珠代候補の街頭演説。聴衆を探すのが難しかった。それでもトップ当選だ。=2013年7月19日、蒲田駅東口 写真:筆者=

 舛添候補の街頭演説を見ると昨夏の参院選挙を思い出す。自民党公認の丸川珠代候補、武見敬三候補の街頭演説はガラガラだった。

 7月19日、丸川候補の蒲田駅での街頭演説は聴衆が10人もいなかった。18日、武見候補の大森駅東口と五反田駅東口はいずれも3人。

 結果は丸川候補がトップ当選。武見候補が5位当選。大衆の人気はなくても自民の組織票が勝たせたのだろう。都知事選の場合、これに公明党の票が乗る。図式通りに行くとは限らないが、単純計算すれば200万票をゆうに超える。

 脱原発陣営は分裂選挙となっている。今のままではH候補、U候補のいずれも200万票を超えることは難しい。

 投票率を10%上げれば100万票(厳密には98万7千票)増える。一本化して現在読めている票に100万票乗せれば勝機は出てくる。

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今夏の参院選で与党が3分の2を獲れば、この国は暗黒となります。子供や若者の将来を暗くしないために、田中龍作ジャーナルは懸命の報道を続けています。真実を明らかにする取材活動には、どうしてもコストがかかります。何とぞお力をお貸し下さい。

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