ムバラク」タグアーカイブ

【カイロ発】「戦車にひき殺されようとも」

 午前8時、タハリール広場。指笛の音がけたたましく鳴ると、人々は脱兎のごとく駆け出した。筆者も同じ方向に走った。広場の北西角に置かれた軍の戦車がエンジンをかけたのだった。  「広場の中に入って来ようとしている」。一緒に駆 …
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体を張って戦車を止める「反ムバラク派」の民衆。前方にも人々がいる。(7日、タハリール広場。写真:筆者撮影)
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【カイロ発】アナログ親父も「フェイスブック」

 「反ムバラク政権」コールが耳をつんざくタハリール広場の真ん中に『エジプトの青年有難う。フェイスブック』と書いたプラカードを持つオジサンがいた(写真上段)。ムハマードさん(50歳)。フェイスブックもメールもやらない。日本 …
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ムハマードさんは蜂起初日の先月25日から家に帰っていない。(6日、タハリール広場。写真:筆者撮影)
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【カイロ発】ムバラク去るまでタハリール広場の地響きは続く

 アラブ世界はもとより国際社会を揺るがすタハリール広場の集会は12日目に入った。ムバラク大統領は次々と条件を繰り出し仲々政権の座を去ろうとしない。  「打倒ムバラク派」と政権との戦いは持久戦の様相を呈しつつあるが、数万人 …
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「ムバラク打倒派」の青年。この頃までは「戦車と兵士込み」で撮影しても拘束されたりはしなかった。(3日、タハリール広場。写真:筆者撮影)
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【カイロ発】外国人ジャ-ナリスト受難

 タフリール広場とその周辺はジャーナリストにとって惨たんたる状況となっている。3日、外国人ジャーナリスト数十人が軍に身柄を拘束され、多数が群衆に棍棒で殴られるなどして負傷した。  軍がいきなりジャーナリストを拘束するより …
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山刀と棍棒で武装する「ムバラク支持派」の男性たち。(3日、エジプト考古学博物館北側の地区で。写真:筆者撮影)
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【カイロ発】ネットが火をつけた市民革命

 カイロ中心部のエジプト考古学博物館周辺は殺気立った緊張感が支配する。博物館を挟んで南側のタハリール広場に「ムバラク政権打倒グループ」が、北側の地区には「ムバラク支持グループ」がそれぞれ陣取って火花を散らしているからだ。 …
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「ムバラク政権打倒派」の人々はカメラを向けると必ずと言ってよいほどVサインをする。(4日、タハリール広場。写真:筆者撮影)
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