
殺害現場に花をそなえる吉田・元金武町長。10年間続く。=9月10日、うるま市 撮影:田中龍作=
2016年、うるま市でランニング中の女性(当時20歳)がレイプされ殺害される事件があった。犯人は米軍嘉手納基地所属の軍属(元海兵隊員=当時32歳)。
あれから10年間、7日と空けず殺害現場に花を手向け供養を続ける人物がいる。吉田勝廣・元金武町長(81歳)だ。
吉田は米軍基地キャンプハンセンを抱える金武町の元町長として重い責任を感じ、供養を続けているのだ。
2018年の県知事選挙で、吉田は「デニーが負けたらヤマトに踏み潰されるぞ」と警告していた。
今年9月の県知事選挙の際、田中は吉田にあらためて聞いた。「デニーが負けたらどうなるか」と。
吉田は答えた-
「かなり危ない。米軍と自衛隊のやりたい放題となる」「古謝は米軍に強いことを言えないから米軍の犯罪は増える」。(9月10日インタビュー)

上陸訓練場ビーチ入口に立つ米海兵隊員。=9月10日、金武町 撮影:田中龍作=
デニーが3選されたとしても、普天間基地所属の海兵隊員(20歳)による強盗殺人は、起きていたかもしれない。
だが、知事がヘラヘラして記者の質問に答えるのと、毅然として怒りを表すのでは、米軍側に与えるプレッシャーが180度違う。
在沖米軍は日本のテレビニュースを視ている。知事がヘラヘラと笑っていれば、こんなものかとタカをくくるだろう。
古謝新知事就任からわずか4日後に事件は起きた。吉田の予言は的中したと言ってよい。
(文中敬称略)
~終わり~
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