
厳しい質問が飛び交うなか記者会見場を後にする「愛すべき無責任男」。=7月9日、永田町 撮影:田中龍作=
山本太郎が国会議員になる前からスタッフを務める人物と、先日、永田町で会った。久々だった。
彼は田中の顔を見ると開口一番「ひとつの時代が終わりましたね」。感慨深げな口調にこの十数年が凝縮されていた。
田中が「毒づいてばかりで申し訳ないね」と詫びると、柔らかい目で受け止めてくれた。
れいわ結党(2019年)のはるか前から活動を続けてきた古参のスタッフは大概やさしい。戦場取材から帰ってくると、田中の肩を抱いてくれる女性職員もいる。
彼らにとっても田中にとっても れいわ は時空の外なのである。

=7月9日、永田町 撮影:田中龍作=
山本太郎がとりあえずの引退を表明した去る7月9日の記者会見で、田中が追及しなかったのは、最後の別れになると思ったからである(今となっては騙されたと思っているが)。
別れは綺麗にしておきたい。別れ方が美しくないと、相手の人生の一部を汚したことになる。
かりに山本と大石が新党結成の記者会見を開いたとしても出席するつもりはない。
~終わり~
◇
田中龍作の取材活動は読者のお力により維持されています。





