秩父宮ラグビー場から東西40mに渡って続く並木(写真上段)には銀杏の巨木古木18本が生息している。
神宮外苑の再開発計画が予定通り執行されれば、銀杏は伐採あるいは移植となることが確実となっている。
ラグビー場前の銀杏並木は地上から姿を消すのである。
だが、諦める必要はない。
千代田区がイチョウの伐採を強行する神田警察署通りが、千代田区の区道であるように、秩父宮ラグビー場前の銀杏並木も港区の区道なのである。
(建国記念文庫の森などは明治神宮の私有地につきこの限りではない)
神田のように銀杏を守ろうとする人々が木に張り付くことが可能なのだ。生身の人間が真下にいると、業者は容易に伐採できない。
じっさい神田の場合、住民が伐採を止めているのである。木に張り付いた人が体調を崩したり、トイレに行ったりして木から離れない限り、業者は伐採作業に着手できないのだ。
体調万全の人が、紙オムツ・携帯トイレ・尿瓶を持って張り付けば、開発から歴史ある銀杏並木を守れるのである。
~終わり~
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《読者の皆様》
昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。