統一地方選挙後半戦たけなわの今日18日、勝どきの交差点(東京都中央区)で驚くような、それでいて頷かせられるような光景を見た。
同交差点は選挙街宣のメッカである。国政選挙、地方選挙を問わず、あらゆる政党、あらゆる候補がここでマイクを握り支持を訴える。
18日夕方、れいわ新選組から中央区議会議員選挙に立った川畑よしとも候補が、山本太郎代表と共に街頭演説をした。目を瞠った。
動員をかけた訳ではないのに、聴衆の数が自民党の国政選挙並みなのである。50人くらいはいただろうか。
昨年夏の参院選で、自民党公認の生稲晃子候補(元おニャン子クラブ)が、同じ場所でマイクを握った。
この地域の城主にあたる衆院東京2区の辻清人議員はじめ都議会議員、地元の名士らが顔を揃えた。有力者による盤石の動員で50人ほどだった。
れいわ新選組の中央区議会議員候補の街宣に集った聴衆は、自民党の国政選挙と同じ数なのである。山本代表の知名度もあるだろうが、これまでのれいわの地道な活動が浸透してきたことの証左だ。
人気を議席獲得につなげて行く組織作りが今後の課題になるだろう。
民草は重税と物価高と低賃金で青息吐息だ。息をつなぐことができなくなり自ら命を絶つ人も少なくない。
絶望的な政治状況にあっても、れいわは棄民しない。それだけは自信を持って評価できる。
田中はれいわ新選組と山本太郎に厳しい注文を付けてきた。れいわに、山本太郎に、託すしかないからだ。
~終わり~