【パレスチナ発】 虐殺を見届けられるのはジャーナリストだけである

少年は通りがかりのイスラエル軍に射殺された。石は持っていなかった。作戦行動の後、しかも攻撃対象エリアの外だった。=11月29日、ジェニン 撮影:田中龍作=

 虐殺があっても救急車は入れません。イスラエル軍が出入口を固めているからです。

 虐殺の後、超大型ブルドーザーが跡形も残らないようにします。田中はそれを見てきました。

 こうして数えきれないほどの虐殺が闇に葬られてきたのです。ジャーナリストが難民キャンプに入らなければならない理由がここにあります。

 イスラエル軍の作戦行動中、アラブ人の地元記者は難民キャンプに入りません。間違いなく射殺されるからです。

 欧米の組織ジャーナリストは無謀なことはしません。日本のマスコミは論外です。結局、田中のようなフリーランスが突入して虐殺を記録する他ないのです。

墓地に埋葬されているほぼすべてが虐殺遺体だ。=6日、ナブルス 撮影:田中龍作=

 戦場取材には莫大な費用がかかります。ドライバーに危険手当込みで1日600ドル(約9万円)払わなければなりません。

 ホテル代とドライバー代とで1日平均10万円の出費となります。1ヵ月滞在すれば300万円です。

 組織ジャーナリストのように資金力があるわけではありません。田中龍作にパレスチナの惨劇を記録させ続けてください。

田中龍作の取材活動支援基金

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パレスチナ(ガザ・西岸)