ガザの友人が生きていた。ジャーナリストである。メッセンジャーがつながり音声会話した。恐るべき実態が明らかになった。
田中「イスラエルが水の供給を再開したとの報道があるが・・・」
友人「水が来たのは避難地域に指定された地域で、そこには人がいない。水の供給再開はイスラエルのプロパガンダだ」。
避難地域に指定されていても過去に空爆されたり、空爆の恐れがある場所にガザ住民は行かない。イスラエルはそこに水を供給しているのである。
メディアはイスラエルのプロパガンダにまんまと乗せられたのである。日本の記者クラブか、と言いたくなる。
友人は白い布にくるまれた夥しい数の遺体の写真を送ってきた。ガザ中央部のアルアクサ病院で死亡が確認された住民の遺体だ。トラックに積まれ南部の避難地域に向かう。
中央部は墓地が満杯だ。埋葬後も遺体が爆撃される。
せめて死後は爆撃に遭うこともなく安らかに眠ってほしい・・・同胞の願いはあまりに悲しい。
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田中は人類史に残る大虐殺が起きる可能性のあるガザを取材するためにパレスチナに来ております。
危険手当を伴うためにドライバーに日額1千ドル(約14万円)も払わなければなりません。
飛行機代、ホテル代ですでに借金まみれとなっており、さらに巨額の取材費がのしかかります。
連絡先:tanakaryusaku@gmail.com