河野デジタル担当相の地元・神奈川県平塚市がマイナンバーカードの利用を一部停止したことが分かった。田中が平塚市役所に足を運んで確認した。
停止したのは非課税世帯への物価高騰に伴う給付金の振込だ。7月に3万円振り込まれることになっていた。
市役所の相談窓口職員は、マイナカードの利用を停止した理由を次のように説明した。
「マイナンバーの口座を振込先口座として指定できないことになった。ああいった(トラブル続きの)事情があったので(マイナンバーカードの利用を)止めた。速やかな振込ができないので平塚市としてその(停止する)判断とした」。
マイナンバーカードに変わる手段は従来通りの書類の郵送だ。
相談窓口担当者は「7月上旬に書類を送る。それに書き込んで頂くことになる。マイナンバーの口座は使わない」と説明した。
マイナンバーカードの欠陥は底なし沼のように、これでもか、これでもか、というほど噴出してくる。
天下の愚策は河野大臣の足元から崩壊を始めた。世襲3代目のボンボンに庶民の混乱は分かるまい。
~終わり~
◇
【読者の皆様】
お一人がひと月に一度だけ、五百円を寄せて下されば、『田中龍作ジャーナル』は存続できます。
↓