公務員制度改革を貫くために自民党を離党した渡辺喜美・元行革担当相は8日、江田憲司・前衆院議員らと共に新党「みんなの党」を結成した。代表は渡辺喜美氏が務め、党務は江田憲司氏、政策は民主党を離党した浅尾慶一郎氏が責任者となる。既存政党でいえばそれぞれ幹事長、政調会長にあたる。
30日投票の衆院選挙で「みんなの党」は全国各ブロックに候補者(公認13人、推薦2人)を擁立する。8日、都内のホテルで開かれた新党結成の記者会見には候補者15人全員が顔を見せた。
記者会見では「脱官僚」「地域主権」「生活重視」を基本理念とするマニフェストも公表された。言葉だけを見ると民主党と似ているようにも取れる。だが党務責任者の江田氏は「民主党のバラマキは不安を覚える。官公労・自治労に依存した民主党に霞が関改革はできない…」と民主党との違いを強調した。
自民党でも民主党でもない第3極となることを目指してきた渡辺代表は、「我々は政権交代の先を考えている。政界再編の起爆剤になりたい」と意欲を示した。
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