投稿者「tanakaryusaku」のアーカイブ

【パリ発】ルペンと橋下 加速する極右化

 「マリーヌ(ルぺン)、プレジデント(=ルペンを大統領に)」・・・支援者のコールが鳴り止まなかった。  支援者の熱狂には別段驚きはしなかった。驚いたのはメディアの熱狂ぶりだ。  ルペン党首のアップを撮影し、インタビューを …
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父親と違い大衆路線をアピールするマリーヌ・ルペン党首は笑顔を絶やさなかった。=13日、リール 撮影:筆者=

【パリ発】第一報 右翼と極右で地方議会を掌握 政権党の社会党が全滅の選挙区も

 「右傾化」などという生やさしいものではない。右翼と極右で地方議会を押さえてしまったのだ。  フランスの地域圏議会選挙は13日、決戦投票が行われ、サルコジ前大統領率いる共和党とルペン党首の国民戦線が2党で、議席の大半を獲 …
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国民戦線が記者会見場に選んだのは、社会党の元大統領の名前を冠した体育館だった。白旗を掲げた敵陣営に乗り込んだ格好だ。写真はルペン党首。=13日、フランソワ・ミテラン・スペース(リール) 撮影:筆者=

【パリ発】凱旋門前に翻る ‘NO WAR NO WARMING’

 「地球温暖化防止」と「反戦」が結びついた。と言っても市民レベルだが。  パリで開かれていたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)最終日の21日、各国の環境団体、市民団体、平和団体などが凱旋門前に集った。( …
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中南米系、欧米系、アジア人、アメリカ・インディアン…あらゆる人種が参加していた。環境問題と戦争の脅威が世界に拡がっていることの表れだ。=12日、パリ大軍団通り 写真:筆者=

【ベイルート報告】 イスラエル国境 住民「村という村が消えた」

 イスラエルが肉眼で見える南レバノン最南端のヴェント・ジュバイル村を訪れた。  対イスラエルの最前線である南レバノンは、イスラエルによる占領や爆撃を繰り返し受けてきた。   同村で生まれたアブ・ハッサンことムハマッド・バ …
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【パリ発】アベノウヨクより上等な右翼政党の台頭

 フランス地方選挙(※)の第1回目の投票で右翼政党のNF(国民戦線)が、13選挙区のうち6選挙区で首位に立った。(※日本にたとえるなら、道州の議員を選ぶ統一地方選挙)  「右傾化」「右傾化」と日本のメディアは書き立てる。 …
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FN(国民戦線)の選挙ポスター。ルペン党首(右)をヒトラーに模した落書きがされていた。アベ首相のポスターにチョビヒゲを書き込んで逮捕される日本よりフランスは健全だ。=9日、パリ市内 写真:筆者=

【ベイルート発】IS石油相 トルコ大統領息子のタンカーを追って

 エルドアン・トルコ大統領の息子が経営する海運会社が、イラク北部でISが盗掘した石油をベイルートからタンカーで運び出している。しかも行先は日本・・・  息を飲むようなニュース(英字)を国籍不明のオルターナティブメディアが …
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ベイルート港に係留されたタンカー。写真は本文とは関係ありません。=7日、レバノン 撮影:筆者=

【ベイルート発】アフガン戦争と対IS戦争の激似 潤うのは・・・

   トルコとISとの不適切な関係をロシアが暴露し波紋を広げている。  矛先をかわしたいのか。ロイター通信によればトルコは4日、兵力数百の陸上部隊をイラク領内に侵攻させた。トルコ軍スポークスマンは「クルド人武装勢力を訓練 …
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トルコのエルドアン大統領(左)とシリアのアサド大統領。IS台頭前は2人が利害を共にしていたことを人々は見抜いていた。=2013年6月、イスタンブール 写真:筆者=

【ベイルート発】欧州全体より重い負担 シリア難民100万人超

 レバノンのシリア難民問題を象徴する村を訪ねた。ベカー高原(峡谷)ほぼ中部のヴァリリアス村だ。村役場の難民キャンプ担当者が案内してくれた。  担当者によると村内48ヵ所の難民キャンプに10万人が暮らす。村の人口は5万人。 …
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トイレは共同。用を足すのにも 泥のぬかるみ と暗がりを歩かねばならない。12月下旬からは雪が降り始める。=3日、ベカー高原・難民キャンプ 写真:筆者

【ベイルート発】パレスチナ難民「ISとイスラエルは同じだ」

 「イスラエルはもうナチスを非難できない」。世界中を慄然とさせた大規模虐殺事件が1982年、レバノンのパレスチナ難民キャンプで起きた。  イスラエル軍の占領下、イスラエルと気脈を通じていたレバノンのキリスト教民兵がパレス …
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「7千人の遺体がここに埋まっている」と地面に手をやるアブラビさん。虐殺事件の前、イスラエル軍に囚われの身となっていたため難を逃れた。=2日、サブラ難民キャンプ 写真:筆者=

【ベイルート発】 地元住民「日本はなぜ米国とフレンドなのか?」

 ベイルートのスラムで12日に起きた大規模テロは想像以上に凄惨だった。ヒズボラの許可を得て現場に入り、ヒズボラ立ち合いのもと住民の話を聞いた。  現場はミッド・ダーヒヤと呼ばれるブルジュ・ブラージュのディン・アル・シヴィ …
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フセインさんの店には自爆テロ実行者の上半身だけが飛び込んで来た。=12日、ブルジュ・ブラージュ 写真提供:フセインさん= 読者の皆様。自爆テロの現実を伝えるために凄惨な写真の公開に踏み切りました。