先日、大手メディアの著名ジャーナリストA氏と地下鉄でバッタリ顔を合わせた時のことです。A氏は開口一番、「田中さん、ウクライナに行かないの?」。
氏が得ている情報によると―
ロシアの連邦議会選挙が秋にあり、米国はそこで反プーチン勢力を唆しながら一気に攻勢をかける。
内戦の可能性も出て来るので氏は「僕はモスクワに行くんですよ」。
「田中さん、ウクライナには行かないの?」。彼は二度までも聞いてくるのです。
「金がなくて行けないんだよ」と答えるのもぶざまなので、私は黙っていました。田中龍作ジャーナルの台所は厳しくなっており、ウクライナどころか地方取材にも行けない状態です。
月々の支払いにも怯える有様となっています。
2022年2月24日、開戦の日がまざまざと目に浮かびます。ロシア軍が侵攻してくると、わずかに残っていた日本のマスコミは一目散に首都キーウから撤退しました。
戦争は双方が自分に都合のよい発表しかしません。ジャーナリストが砲弾の飛んで来る現場に立ち、目と耳で確認する必要があります。
プロパガンダ能力の高い勢力に世論を誘導されないようにするためでもあります。
あらゆる情報がネット上にあふれています。玉石混交というより、有害な石があまりに多い。
だからこそ田中龍作ジャーナルは物的証拠である写真と人々の生の声を提示するのです。
地方に足を運ぶこともできなくなっている田中龍作を再び現場に送り出して下さい。
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