自公に「国会を開け」と要求し続けてきた立・共・社が意地を見せた。
霞ヶ関の官僚と共に「野党合同国会」を開き、菅政権のコロナ対策を点検している。
きょう7日は、宇治久世医師会の松田かがみ理事が電話で出席し、「在宅でも抗体カクテル療法が使用できるよう」厚労省に訴えた。
必要なワクチンが自治体に届いていないことが、いま問題になっているが、「野党合同国会」の前身である「野党合同ヒアリング」では、全国自治体の首長や保健所長をZoomで結んで、ワクチン供給の問題点を追及してきた。
コロナで重症化しても入院もできず在宅のまま死んで行くケースが相次ぐ。戦後、この国がかつて経験したことのない国難に見舞われているにもかかわらず、与党は国会を開こうともしない。
マスコミは、公器を朝から晩まで総裁選一色に染め上げ、与党のコロナ隠しに手を貸す。
前出の松田かがみ医師の訴えは悲痛だ―
「こうしている間にも多くの方が亡くなって行く。どんなことをしても(在宅での抗体カクテル療法を)進めないと。現場は十分(リスクを)分かった上で申し上げている」。
松田医師の訴えこそ喫緊の課題ではないだろうか。新聞テレビはこれを措いて何を報道するのか。
~終わり~